僕の中学校の校長先生

僕の中学校の校長先生は、とても立派な人だが、
喋っているとたまに「えっ?」と思う事がある。

僕がまだ中学校に行っていた頃の話だが
僕は授業中に度々
「帰らせてください」と言って帰っていた。

そんなある日授業中に教室から飛び出して廊下の窓際で岩のようになって、
「帰らせてくれ」と言ったのだが、
今回は他の時とは違ってなぜか「校長先生と話しなさい」と言われ、
言われた通りに校長先生と話した。

校長先生とは授業中によく話すので話し慣れている。
なぜ今回校長先生が出動して来たのかはわからないが
「なぜ家に帰りたいの?」と言われ、
「学校にいたくないから」と答えたら
「学校にきたんだから給食を食べて、キチンと5、6時間目も受けて帰りなさい。」と言われた。
僕は
「そもそも来たくないのに無理矢理来させられたから嫌なものは嫌なの」と言ったら

「今ちょうど板橋区の教育委員会の方が来てるから話してみれば?」と言われ
「いいよ」と言ってその教育委員会の方と話をした。

「どうして学校に来たくないんだい?」と聞かれ

“面白くないから” 
“制服着るから”
“先生が教科書棒読みするから”
“勉強は面白いはずなのに先生たちのおかげでまーったく面白さのカケラもない授業になっちゃってるから” 
“今の勉強方法で面白くなる気がしないから”


と言ったら校長先生は[アチャ〜]って顔していたが教育委員会の方は「ナルホド」
と言って僕の思っていることを聞いてくれた。
校長先生だと(それが学校です)と言って相手にしてくれないが、この人はしっかり聞いてくれたのでとても嬉しかった。
後で調べたのだがその人は、『教育主事』というお偉いさんだったのだ。

そしてその人に色々言った後「話を聞かせてくれてありがとう」と言ってその人との話は終わり、結局また“帰らせてくれ”と訴えた。

そしたら校長先生が
「お父さんと一緒に帰るならいいよ」と言ってきた
僕の1番の天敵は、父親なのだ。校長先生はそれをわかっていて
父と一緒ならいいと行ってきた。
正直「はぁ💢」と思ったがここでめげると、
いつもこの手を使って来られるので
『いいよ』といった。
そして父に連絡が行くはずだったのだが、
なぜかつながらず母に連絡が入り、
そして結局母と一緒に帰らされることになった。

帰り際に
「がんばって来てみてください。」
「あなたはこの学校の生徒です。」
と言われた。
どう言う気持ちで言ったのかはわからないが、ぜ〜んぜん響かない。
むしろ頭にきた。がんばってだって?
すでにがんばっている人にかける言葉じゃない。
あなたはこの学校の生徒?んなこたわかっている。
大体の人は「校長先生からありがたいお言葉をいただいた」
と思うかもしれないが、
僕は、あまりいいとは思えない。
もっと違う言葉や対応があったんじゃないか。
他の人は違うと思うが、「さようなら」一言でよかった。

この日を境に僕は不登校になった。

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