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米国株式投資の真実を伝える [Vol.142]2024年5月13日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(5月7日~5月11日)

<主要指数>
・NYダウ         +2.2%
・S&P500指数         +1.9%
・ナスダック総合指数     +1.1%

=駆け足バージョン=
前週末の雇用統計を受けて利下げ観測が広がったほか、国債入札も堅調だったことから金利低下が買い安心感につながりました。翌週のインフレ指標の発表を前に様子見姿勢は強かったものの、NYダウは7連騰となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
週前半は、前週末の雇用統計を受けた利下げ観測を背景に金利が低下し、堅調に推移しました。

火曜日からは3年、10年、30年の国債入札が実施されましたが、堅調な入札結果となり、安心感が広がりました。

水曜日はインテルなどの半導体株が売られ、上昇に対するスピード調整もあってナスダック市場は下落しましたが、景気敏感株が買われて全体は底堅く推移しました。

木曜日に発表された前週の新規失業保険申請件数が市場予想を上回って8カ月ぶりの高水準になると利下げ期待が高まりました。

金曜日は消費者物価指数などのインフレ指標などの発表を翌週に控えて様子見姿勢が強まり、ナスダック市場は下落しましたが、NYダウは7連騰となりました。

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