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今週のイベントと統計・決算発表 【マーケット】

■ 今週の統計発表
3月30日(月)
全米不動産協会(NAR)が2月の中古住宅販売戸数を発表。エコノミストは、前月比1.3%減を予想(1月は5.2%増)。住宅市場は、新型コロナウイルス感染拡大前の堅調な経済の要因となっていた。
ダラス連銀が、3月のテキサス州製造業景況指数を発表。コンセンサス予想はマイナス9.5と、2月の1.2から大幅に低下。

3月31日(火)
3月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数発表。コンセンサス予想は110.8と、2月の130.7から低下。予想通りなら、2016年後半以来の低水準となる。
3月のシカゴ購買部協会景況指数(シカゴPMI)発表。予想は39で、好・不況の分かれ目となる50を大幅に下回る(2月は49)。

4月1日(水)
給与計算代行のオートマティック・データ・プロセッシング<ADP>が3月の民間雇用者数を発表。コンセンサス予想は36万人減で、不景気から脱却しようとしていた2010年前半以来のマイナスとなる(ハリケーン・ハービー襲来直後の17年9月を除く)。
3月のサプライ管理協会(ISM)製造業景況指数発表。予想は47で、2月の50.1から低下。

4月2日(木)
3月28日までの週の新規失業保険申請件数発表。3月21日までの週は330万件と、過去最多となった(これまでの最多は1982年10月の69万5000件で、最近では2009年3月の66万5000件)。

4月3日(金)
米労働省が3月の雇用統計発表。エコノミスト予想の非農業部門就業者数は前月比15万人減で、2010年9月以来初の減少。失業率は3.9%となる見込み(2月は3.5%)。
酒類大手コンステレーション・ブランズ<STZ>が、コンファレンス・コールで決算発表。
ISM非製造業景況指数発表。エコノミストによる予想は45で、2月の57.3から大幅に低下。50を下回るのは、2009年12月以来。

■ 今週の決算発表
3月30日(月)
半導体大手ブロードコム<AVGO>が年次株主総会を開催。

3月31日(火)
食品メーカーのコナグラ・ブランズ<CAG>
調味料メーカーのマコーミック<MKC>

4月1日(水)
冷凍食品メーカー持ち株会社のラム・ウエストン・ホールディングス<LW>
大手アパレルメーカーのPVH<PVH>
コンピューター・IT大手のヒューレット・パッカード・エンタープライズ<HPE>、大手石油・天然ガス開発サービス企業のシュルンベルジェ<SLB>が年次株主総会開催。

4月2日(木)
中古車販売大手カーマックス<KMX>
ペット用品オンライン販売のチューイ<CHWY>
ドラッグストア・チェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>

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