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米国株式投資の真実を伝える [Vol.147]2024年6月17日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(6月10日~6月14日)

<主要指数>
・NYダウ         -0.5%
・S&P500指数         +1.6%
・ナスダック総合指数     +3.2%

=駆け足バージョン=
成長株を中心に週初からS&P500指数とナスダック総合指数は高値更新が続きました。FOMCの結果が予想の範囲内だった一方、物価の落ち着きや労働市場の軟化を示す経済指標を受けて金利が低下し、成長株を中心に上昇基調が続きました。

=ちょっとだけ詳しく=
週前半は、水曜日に5月の消費者物価指数(CPI)の発表や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見姿勢が強まりましたが、新型iPhoneを発表したアップルが成長株をけん引し、S&P500指数とナスダック総合指数は小幅ながら連日の史上最高値更新となりました。

FOMCで年内の利下げ回数が少なくなると示唆されたものの、CPIが市場予想を下回って金利が低下したため、上昇基調が続きました。

その後も労働市場の軟化や消費者マインドの低下を示す経済指標が発表されて金利が低下し、S&P500指数は木曜日までの4日連続、ナスダック総合指数は5日連続の高値更新となりました。

一方、フランスの政治的不透明感などもあって景気敏感株は軟調で、NYダウは下落しました。

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