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賢い父の選択、20歳娘に贈る正しい投資心得 【投資とは?編4】

■「マネーマシン」を創ることを常に意識する

資産を増やすときに、意識するべきことは「マネーマシンを創る」という発想です。

「マネーマシン」とは、いわば収益源で、あなたに継続的に収入をもたらすことができるもの全てを指します。

株や投資信託の成長、配当、ポイント還元、noteの有料記事の執筆、メルカリによるせどりなど、マネーマシン候補は数多くあります。
何でも構いませんが、複数あって、1つ1つの収入が大きいほうがより望ましいです。

経済的自由とは

おそらく大半の人は、今の職場からの収入が最も大きなマネーマシンでしょう。

職場以外のマネーマシンの総合計が、今の職場からの収入を上回ったとき、あなたは経済的自由を手に入れることができます。
究極、経済的自由の獲得とは、この状態になることです。

もちろん一朝一夕にはできません。
経済的自由を得るために、日々地道にコツコツ、あなたに収入をもたらしてくれる収益源を増やし、大きく育てていきましょう。

なお、その行動を始めるなら早いほどいいです。
1日でも早いほうが、より成功率が上がります。
若くからマネーマシンづくりを意識し、実践できれば、かなり高い確率で経済的自由を獲得できるでしょう。

これこそが、ちょっと前に流行ったFIREの前半の二文字、FI(Financial Independence=経済的独立)の部分ですね。

預金残高増加=経済的自由ではない

1点注意してほしいのは、銀行残高が増えたからといって経済的自由を手に入れたことにはならないということです。

例えば、あなたが宝くじで3000万円当たったとします。
もしくは遺産相続で3000万円手に入ったとします。
どちらでも構いません。
とにかくあなたの口座には、急遽3000万円という大金が入ってきました。

そこであたなが、資産が3000万円になったことに満足して、マネーマシンを何も持たずに会社を辞めたらどうなるでしょう?
おそらくあなたは貯金の大半をあっという間に使い尽くし、結局どこかに再就職しているでしょう。
元々いた職場よりも安い給料で。

マネーマシンを創る大切さを理解していないと、大体こうなります。
どんなに預金残高が増えても、それだけでは経済的自由を手に入れたことにはならないのです。

逆に、思いがけないお金が入ったときは大きなマネーマシンを創る数少ないビッグチャンスです。
3000万円で6%の高配当株を買うだけで、何もせずに毎年180万円が入ってきます。

ただただ浪費するか?大きなマネーマシンを創るか?
相続や慰謝料などで思いがけず大金が手に入った際に、決して愚かな選択をしないようにして下さい。

■必ずしも早期退職をする必要はない

あとFIREでいうと、経済的自由を得たからといって、必ずしもFIREの後半の二文字RE(Retire Early=早期に仕事を辞める)をする必要はありません。

大切なのは早く会社を辞めることではなく、仕事を続けるか?辞めるか?を自分で選べるような状態になることなのです。

いつ辞めてもお金に困らない状況にあれば、上司の顔色を伺ったりする必要はありません。
不思議なもので、そうなってくると、誰にも気兼ねせず、既成概念にとらわれないあなたのアイデアは、時として意外と職場で重宝されるかもしれません。
そんな人が会社にはなかなかいないからです。
もしかしたら楽しくなかった職場が急に楽しくなるかもしれません。

人と一緒に仕事することは、どんな遊びよりも人生に彩りを添えてくれることがあります。
そういった意味では会社を辞めることが必ずしも正解とは限らないことも覚えておいて下さい。

いずれにせよ一度しか無いあなたの人生、より素晴らしいものにするために経済的自由の獲得を目指しましょう。

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