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PCBの検査に使える電子顕微鏡:LM249MS

皆さん!こんにちは!
後わずかでもう4月になりますね!天気も徐々に暖かくなって皆さんはいかがお過ごしですか?
さて、今日のnoteでは、PCBの半田付け結果をチェックすることに役に立つものの話をします。
値段を100円に設定しますが、最後まで読めます。すこし参考の価値があれば、よかったら投げ銭の感じでご購入いただければうれしいです。
同じ内容をYouTube動画にもまとめましたので、お忙しいかたは動画のほう先にどうぞ!


はじめに


私をフォローし、私のYouTube動画などを見ているなら、私がたくさんのPCBを設計してはんだ付けしていることをすでにご存じかもしれません。
私の設計には多くの表面実装部品を使用しています。

表面実装の部品を多用しています


毎回表面実装の部品を手ではんだ付けすることになります。ものによっては半田付けの難易度の高い部品もあります。そのため、はんだ付け後の結果の検査は私の作業フローの重要なステップです。

半田付けの結果を確認する


私の老眼は表面実装の半田付けを見るのは難しくなってきたので、この作業はかなり苦痛であり、目を頼りにするのはもう結構微妙になってきました。

さて、ここで良い知らせです。上の動画のスポンサーでもあるLINKMICROさんから素晴らしい贈り物を受け取りました。その贈り物とは何か? さあ、見てみましょう!

贈り物

贈り物とは


その贈り物は、LINKMICROさんの LM249MS デジタル顕微鏡です!

LinkMicro

この顕微鏡は、PCB上の複雑なはんだ付け結果を検査する際に、ピッタリの道具になります。

LM249MS にはたくさんの機能とデバイスの動作を調整するための便利な設定がありますが、このnoteですべてを網羅するのは難しいので、表面実装されたPCBの検査ツールとして使用する際に最も有用で重要だと思われるいくつかの機能を取り上げます。 さあ、始めましょう!

LM249MS

組み立て


顕微鏡は、しっかりとした箱にしっかり梱包され、英語のマニュアルが付属しています。英語が堪能であるか、または言語の基本的な理解がある場合は、説明に従って顕微鏡を組み立てることが簡単にできるはずです。(手順が複雑ではないので、英語が分からなくても図解と雰囲気でなんとかなるはずです。笑)

たくさんの設定が可能  


顕微鏡の組み立てにはちょっと時間がかかるかもしれませんが、プロセスは比較的簡単です。

拡大率


さて、リンクマイクロ LM249MS が電子愛好家にとって特別なのは何かについて話してみましょう。

付属しているディスプレー



まず第一に、それはやはり拡大率です。

拡大された部品



この顕微鏡は、広い倍率範囲を備えており、非常に鮮明な画像/映像で微小なはんだ付けをズームインして検査することができます。

さまざまなシーンに適したように、顕微鏡にはレンズマウントに取り付けられる3つのレンズが付属しています。


三つのレンズ


ユーザーマニュアルによると、それらはレンズL、A、およびDと命名されています。
レンズLはPCBの検査に最適です。
レンズAはコインや切手の検査に最適であり、個別のはんだパッドや接続などのPCBの詳細に近づくのにも便利です。

レンズAでPCBにテストパドを検査する


しかし、時には少し近すぎるように感じることがあります。
最後に、レンズDは顕微鏡スライドに最適です。レンズDを使用する際には、ターゲットオブジェクトに近づけることが重要です。しかし、PCBボードでは、これほど近づくことが難しく、制限された光アクセスのために適切に焦点を合わせるのが難しくなります。

接近しすぎて照らすのが難しくなります

画質


次に重要な要素は画質です。この顕微鏡の画質は素晴らしいです。

高解像度のカメラは鮮明で鮮やかな映像を提供し、後でトラブルの原因となる可能性のある欠陥やブリッジした半田付けジョイントを見つけるのが簡単になりそうです。

拡大された半田づけの箇所が鮮明に映っています



半田の接続のところをはっきりと観察することは重要であり、LM249MS はそれを完璧にこなしています。

私は実は、小さなUSB顕微鏡を持っていますが、それをLM249MSと比較するのは不公平だと分かっているが、やはりその製造コストは安価であり、もちろん画質はLM249MSとくらべものにならないわけだと思います。

非力なUSB型電子顕微鏡

照明


照明に関しては、調整可能な2つのスポットライトがパッケージに含まれており、任意の角度や距離に柔軟に調整でき、十分な光強度を確保します。

2つのスポットライト


位置が固定された後、コントローラーのボタンを使用して簡単に明るさを調整できます。

コントローラーのボタンを使用して簡単に明るさを調整



また、簡単なリモコンが付属しており、顕微鏡に触れることなく倍率調整や写真撮影、ビデオ録画の開始と停止などの操作ができます。

リモコンで制御する


焦点を調整したい場合は、下の写真のように、このつまみを回すだけで、レンズを上下に移動させて最適な焦点位置を見つけ、クリアな画像を得ることができます。この操作は非常に直感的です。

レンズを上下に移動させる

焦点を微調整したい場合は、レンズホルダーのボディにダイヤルがあり、微調整も非常に簡単です。

焦点の微調整


データの処理、保存

LM249MSは、モニターで見えるものの画像やビデオをキャプチャできます。
届いたパッケージには、すぐに使用できるマイクロSDカードも入っています。

SDカード


ビデオを録画したり写真を撮る前に、SDカードをディスプレイの上部にアクセスできるカードスロットに挿入する必要があります。

カードの挿入


前述のように、リモコンのボタンを押すことで写真を撮ったりビデオを録画したりすることができます。その後、マイクロSDカードをコンピューターに取り出して、映像を使用できます。

これは私にとって必須の機能であり、動画データを保存してマインのワークステーションに転送し編集して、YouTube動画に活用するために必要です。

YouTube動画に



これにより、高品質の画像/映像ではんだ付けの結果を共有し、YouTubeやInstagramチャンネルで動画を共有することで、視聴者と交流することができます!

HDMI


最後になりますが、この顕微鏡にはHDMIインターフェースがあり、より大きな画面ですべての映像を見ることができます!外部ディスプレイに接続できることは大きな利点の一つです!

HDMIインターフェース



この顕微鏡にはすでに大きな10インチのディスプレイが付属していますが、自分自身や他の人にPCB基板の詳細を表示する場合には、より大きなモニターが好ましい場合があります。

したがって、外部ディスプレイに接続できる能力は重要な機能であり、再びLM249MSは完璧にこなしています!

外付けの大きいモニターにつなげる

顕微鏡スライド


レンズLとAを試してみたので、今度は顕微鏡に付属している顕微鏡スライドを観察するためにレンズDを試してみましょう!

レンズD


レンズDは約2000倍の倍率を提供し、顕微鏡レンズの下にある驚くべき美しい世界を見ることができます。





どこで買うか


さて、私のnoteを読んで、おそらくあなたは自分用に1つ買うことを決めたと思います。(笑)
もし欲しいなら、Amazonや好きなECサイトに行って、「LM249MS」と検索すれば見つけることができるはずです!

また、適切なものが見つからない場合のために、下のリンクを使ってください。(アフリエイトではない)

https://www.amazon.co.jp/dp/B09VT1Z6L8


LinkMicroがこんな素晴らしい製品を作ってくれてありがとう!

終わりに


リンクマイクロ LM249MS デジタル顕微鏡は、これから私の電子工作の作業フローの重要な一部になるでしょう。

その拡大倍率、鮮明な画質、調整可能な照明、使いやすいコントロール、設定、画像/映像のキャプチャ機能、外部モニターへの接続機能、はんだ付けやPCB検査に真剣に取り組む人々にとって非常に便利で貴重なツールになるに違いありません!

では、今日のnoteはこれで終わりかな!
皆さんこれからもはんだ付けを続けて、電子の素晴らしい世界を探索してください。

また次回noteで会いましょう!

良かったら私の電子工作のYouTubeチャンネルを登録をお願いします!


Xもよろしくお願い致します!

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