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"クアラルンプールの塾長が教える"内申点が高い生徒たちがやっている学校のワークのやり方とは!!!

マレーシアで塾をやっている川島です。
JSKL(クアラルンプールの日本人学校)で内申点が高い生徒が実践していた実例を踏まえ、定期テストの点数を上げるための学校のワークのやり方について情報共有します。

なぜ、そもそも定期テストは重要なの??

マレーシアには進学できる日本の高校がないため、ほとんどの生徒は日本に帰国して受験をします。その際に利用するのが、帰国子女枠での入試です。その多くは、内申点での基準を設けているので、内申点に大きな影響を与える定期テストは超重要です

内申点が高い生徒たちが実践している学校のワークのやり方

①学校のワークを2週間前に終わらせる

定期テストを上げるためにがんばってほしいのが、学校のワークです。テストの初日の2週間前にテスト範囲を予想して終わらせることを必達しましょう。

ほとんどの学校では試験範囲は2週間前に発表されます。なので、そこから勉強を始める生徒が多いです。それでは、みんなと差がつきません。勝負はみんなが勉強を始める前にどれだけ、がんばれるかです。

試験範囲は塾の先生なら、過去問などから、大体の範囲は予想できます。学校の先生に聞くのもいいでしょう。

2週間前に学校のワークを終わらせることで、直前の2週間で、余裕をもって暗記科目や小テスト、教科書の章末問題などに取り組む時間を作れます。

かわしま進学塾では受講している科目の学校のワークは2週間前までに丸付けして提出をマストにしています。

②学校のワークは先生へのアピールチャンス

定期テストで点数を上げることで、内申点を上げる可能性を高めるできます。でも、定期テストの点数だけが内申点に影響しているわけではありません。

学校のワークの提出も内申点を上げる材料の一つです。学校のワークの提出は内申点を上げるために先生への”わたし試験勉強頑張りました!”アピールの最大のチャンスと捉えましょう!!

1:学校のワークの提出期限は絶対に守る

学校のワークの提出期限を守ることはマストです。これは実際に学校の先生が教えてくれたことです。先生側も、提出期限を守れていない事実は、だれにも文句が言わせずマイナス評価ができるものです。

これは、学校のワークだけでなく、日頃の授業中に出された課題の提出期限に関しても同じです。提出期限は絶対に守りましょう。もちろん、白紙でも提出すればいいというものではありませんよ。

2:読みやすい字で書きましょう

学校のワークで試験勉強を頑張ったことをアピールするために、読みやすい字で書くようにしましょう。

自分が読めない字は人にも読めません。やっつけ仕事になったり、自己満足で終わってないか、お父様やお母様にチェックしてもらうのも良い方法です。字が薄い生徒は濃い鉛筆で書くと、字が濃くなり読みやすくなります。

小さすぎる字やミミズのような字は読みにくいです。意識して、字は大きめに、角をしっかりつけて書きましょう。きれいな字が書けなくても丁寧な字を書きましょう

3:間違えた問題には1回目は赤×2回目は青×

学校のワークは最低3回は解きましょう。そんなに時間ないよーって思う生徒は、学校のワークを解き始める時期を早めましょう。もちろん、答えだけなく、間違った問題は正しい答えを書くだけなく、解説を写しながら理解しましょう

※先生によっては、学校のワークを先に進めることを禁止する先生もいます。宿題に出したい問題を事前に解いてしまっていると、宿題が出しにくくなるからだと思います。そんな場合は、1回目はノートに解くことをお勧めしています。提出の際に、そのノートも一緒に提出するのも良いと思います。

1回目はすべて解く。間違った問題には赤×をつける。2回目は赤×の問題のみ解きなおす。間違った問題には青×をつける。3回目は青×の問題のみ解く。

このときに注意すべきことは、こまめに丸付けをすることです。数学なら2Pごとに丸付けをしましょう。全部やって後から丸付け方式だと、以前やったときの記憶があいまいで、記憶に残らないので非効率です。

また、特に数学は積み重ねの教科なので、間違った解釈のまま先に進めるのは、その後、正答率も下がるので、得策ではありません。

説明を見ながら解けた問題は、×にしましょう。完全に理解して自分の力で解けるようになることが目的なので、あいまいな理解のまま〇にすると、2回目以降に解かなくなるので、それは完全理解しないままスルーされてしまいます。

4:やり直しをしたことをアピール

先生にがんばっていることをアピールする方法をいくつか紹介します。よく、数学で答えしか書いていない学校のワークを提出してくる生徒がいます。それを先生が見て、あー!○○さん、がんばったなー!って判断できると思う?と質問します。

そういう生徒は、そもそも学校のワークをやることが目的になっています。何度も言うように、学校のワークの提出は先生へアピールできる最大のチャンスです。

学校のワークを解くことで学力を向上させるのは当たり前。それに加えて、内申点を上げるためにアピールもしましょう。

わたしは何度もやり直しを頑張りました!って先生にアピールするために次の方法を試してみてください。

4a:ページごとに解いた日付をメモする

各ページに解いた日付と時間が書いてあり、同じページに3つの日付と時間が書いてあれば、この生徒はこのページを3回頑張ったんだなーって好評価してくれるかもしれません。どうせ、3回解くのなら、それを先生にアピールしましょう!!かかった時間をメモしたりするのも良いです。

4b:やり直しは付箋に書いて貼る

間違えた問題のやり直しを付箋に解いて、間違えた問題の上に貼ることで、この生徒はちゃんと何度も間違えた問題を解きなおししてるなーって好評価してくれるかもしれません。どうせ、やり直しをするのなら、それを先生にアピールしましょう!!

4c:先生への質問をメモする

これは特に先生に質問するのが苦手な内気な生徒は実践してほしい方法です。内申の評価基準に意欲関心という項目があります。

授業中、積極的に発言したり、授業が終わった後に質問に行ける生徒はいいのですが、そんな生徒ばかりではありません。

恥ずかしくて質問に行けない性格の生徒は、学校のワークの難しかった問題に付箋を貼って、”この問題が解説を読んでもわからなかったので時間があるときに教えてくれると嬉しいです”のようなメッセージを書いてみてください。

優しい先生だったら、授業中にその問題を取り上げて説明してくれたり、個人的に指導してくれるかもしれません。

③先生はお見通しです

最後に、先生はたくさんの生徒の学校のワークをチェックします。この生徒はがんばってるなー、この生徒は手を抜いているなーってのは、すぐにわかってしまいます。これらのアドバイスを参考にして、先生に高評価してもらえる学校のワークを完成させてください。

これだけのことをしっかりやれば、試験範囲の内容も深く理解できるので、本番のテストでも高得点が狙えると思います。

もしも、結果がでなくても、内申点をつけるときに、この学校のワークは、きっと学校の先生から評価加点をいただけると思います。

少しでもお子さまの試験勉強のお役に立てれば幸せです。


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