身近な外出手段のおかげで私たちは変われる。バス会社さんにありがとう。

私の住む街では今、「バス会社存続の危機」と「敬老パスの値上げ問題」が物議をかもしている。人の賑わうバスロータリーでは敬老パスの値上げ反対に関する署名運動が行われている。また、バス会社の労働状況に関するビラを労働組合の方が手配りしてる様子も見かける。

このような状況下で「わたしは地元のバス会社さんを応援している」という記事を「わたしの応援する会社」として投稿していいのだろうか。安易すぎるかもしれないけれど、わたしはバス会社さん、バスの運転手さんたちに感謝をしている。

私はバス会社の危機に対して「どうすることもできない」けれど、応援をしてるし、存続を願う。もし、この記事を見ている人のなかで「どうにかする方法知っている」いるなら、教えてほしい。

私は大人になれば、みんな自家用車に乗って移動をしたりするものだと思っていた。けれど、こんな心身になって「運転ができない人」がいることを知った。車を買えないのではなく、運転ができないのだ。そんな彼らを、私たちを支えるのはバス。もちろん電車も、重要な移動手段だけれど、より身近な乗り物はきっとバスだ。

子どものころは、バスのおかげで図書館リハビリがしやすくなり「外に出れるようになった」ことを想像もしなかっただろうし、いい大人が乗るとも思わなかった。もちろん歳を取っても自家用車があるから不要なのだと勘違いしていた。

バスに乗ることのない人には、きっとわからない状況だと思う。応援したくなる理由も、きっとわからない。

だけど、私のように「大切な交通手段」になっている人たちは存在するし、必要だということは間違いない。だから、私は地元のバス会社を応援しているし、運転手さんたちに感謝をしているのだ。

「あったら便利」「使えたら便利」ではない、なくちゃ困る交通手段なんだ。私の知っている、お年寄りの人も、ハンデを持っている人も「ありがとうございます」と言って下車する。きっと、これからも。それが、叶いますように。

蝉緒

#わたしが応援する会社

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