改めて見る去年オフの二つのトレード

どうもお久しぶりです。

去年のオフに阿部と涌井、京田と砂田のトレードが決行される事になり
このトレードは中日ファンのみならず多くのプロ野球ファンの間で大きな話題になりました

そこで今日はこのトレードについて改めて振り返ってみたいと思

このトレードの狙いは?

そもそもなぜこのようなトレードになったかと言うと

まず涌井と阿部のトレードの中日サイドの狙いは
1先発5番手以降の投手を補強する為
2涌井を獲得して若手投手のお手本にする
3阿部を放出する事によって二遊間の若返り

去年は先発陣は大野雄、柳、小笠原の3本柱が揃っていたとは言え高橋宏を中10日で起用していたこともあり先発5番手~6番手の投手のやりくりで苦労していました。実績のある涌井を獲得すると言うのも理にかなった補強ともいえるでしょう
また阿部も去年はチームで2番に多い本塁打数と打点の成績だったとは言え年齢も33歳で9本塁打57打点と主力選手言えるような成績でもないので
阿部を放出して村松、田中、濱、福永と言った大社出身の二遊間の即戦力の有力選手を多く獲得もして若返りを図るという狙いである事もよくわかります。

中日サイドの砂田と京田の狙い
1中日は左の中継ぎいなかった
2横浜はショートのレギュラーがいなかった

福の故障で左の中継ぎがいない中日とショートのレギュラーを定着させることが出来なかった横浜の単純にお互いの利害が一致したトレードと言えるでしょう
お互いに得したトレードになる事を祈るばかりです



このトレードでの疑問点

しかし疑問が残らないと言われればそうとも言えないでしょう
立浪監督は阿部をサードとして見たいたそうですが、かわりにサードで起用されるのが去年打率249 2本塁打と振るわなかった高橋周がキャンプ前に早々とサードのスタメンで使う事を早々に明言
おそらくこのトレードで一番批判が多い理由はこの点ではないでしょうか?

阿部で無ければ涌井が獲れなかったとは言え
その代わりにサードで使われるのが高橋周がスタメンでと言うのは自分も疑問を持たざる負えません

去年打率249 2本 21打点と不振だった高橋周平

ただ高橋周は今年にかける思いは強く、この前のシート打撃では強打を連発するなど調整が上手くいっているみたいなので
今年は文句なしにサードのレギュラーで好成績を残す事を期待したいところですね

また新人選手が二遊間で起用される事が有力になっていますが
実績のある京田がいない事でレベルの低い競争での共倒れや故障者が出た時に総崩れになったりとリスクもあります。
それを覚悟の上での改革断行でのトレードなので不安要素も強い一方で期待感もありますが

明日からは練習試合も始まり、いよいよ実戦が始まる様になってきました
サードのレギュラーで再起を図る高橋周や新加入の涌井と砂田、新人選手たちの活躍を期待したいものです。また阿部と京田も新天地での活躍して欲しいですね

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