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楽観主義者の未来予測(下)

テクノロジーの指数関数的進歩により潤沢な世界を達成する方法、可能性について。

下巻では、
具体的実践者を紹介している。
DIYイノベーター
社会起業家
テクノフィランソロピスト
ライジングビリオン

一番重要だと感じたのは、ライジングビリオンと呼ばれる10億人の人々。彼らは、貧困な生活をしていた。
しかしテクノロジーの進歩により、生活の質が向上し、市場の消費者としての地位を広げている。

また、モバイル通信とICTにより知識・情報へのアクセスが可能になり、能力の拡大のチャンスを得始めている。

つまり、これまで貧困により生活を送る事で精いっぱいであった人々に、消費と創造のチャンスが訪れている。


また、本書では、技術の進歩と製品の価格の低下についても述べられている。
テクノロジーはムーアの法則の通り指数関数的に拡大していく。
コストは技術の進歩により日々低下していく。

昔は大型の箱のような巨大かつ高価格なコンピューターが、
現在は手のひらサイズで価格もお手頃、そして高性能のiPhoneに置き変わるというように。

キーワードは脱物質化と脱収益化。

著者はテクノロジーにより世界はよい方向に進んでいけると述べている。

そのためには、人々がよい世界のために適切なリスクを取れるようにすること。

テクノロジーは止まらない。この先にどんな未来が待っているのか。




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