見出し画像

「もう少し強く磨くんですよ」
「はい、先生」

小さい頃から私は上靴を洗うのが苦手で、
片付けも掃除もあまり得意な方ではないのだが片付けても綺麗にならない達成感のないものの代表が上履き洗いで、つけ置きしても力強く磨いても薄汚れた上履きは新品のようにはならない。

なので小さい人が幼稚園に入園してから1年は頑張って洗ってみたけど、年中に上がった際「これからは毎週土曜日は上靴を洗うんだよ」と本人に任せた。

しかし流石に全ては無理なので金曜の夜、洗剤をつけてつけ置きは母の仕事。
土曜日の午前中は夫と一緒に本人が洗うことになっている。

本人も流石に1年たって「面倒だなー」と文句を言いながら洗ってくれるようになった。
(9割は夫が洗ってるけど)

ぶつぶつボヤきながらお風呂場に向かう小さい人を見送りながら
「そうだねー面倒だねーだけど汚れた上履きで足が痒くなったり臭くなったりしたらヤダよねーほら、がんばって」と声をかけながら

(その気持ちよくわかる。だから自分で頑張って洗うのだよ、かあさんの番はもう終わったんだからね)と心の中で応援するのです。

よろしければサポートをお願いします。恩返しに雀の御殿か竜宮城にご案内します^^