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ORID 〜自分を見つめるときに役立つツール〜

以前、自分を見つめることについて記事を書いた。

今回は自分を見つめるときに役立つツールについて書きたい。


自分を見つめるのは難しい

自分を見つめるというのは難しい。自分を見つめるときにはニュートラルな目で見てないからだ。

無意識のうちに「自分はこうありたい」、「こんな自分は嫌だ」といったバイアスが含まれてしまう。

おすすめツール

自分を見つめるときにおすすめなツールがORID(オーリッド)だ。ORIDは4つの質問の頭文字を並べたもの。(以下はこちらのページからお借りし、一部加筆・変更しています。)

OBJECTIVE QUESTION (客観的・事実を引き出す問いかけ)

何を聞いたり、見たりしましたか?

REFLECTIVE QUESTION (起きたことへの反応を引き出す問いかけ)

どんな感情があなた(私たち)に湧きましたか?
ポジティブな感情はどんなものがありますか?
ネガティブな感情はどんなものがありますか?

INTERPRETATIVE QUESTION (自分の解釈や意味を引き出す問いかけ)

あなたにとってこれらにはどんな意味があると思いますか?
これらをあなたはどう捉えていますか?
何を学びましたか?

DECISION QUESTION(次の行動を選択するための質問)

どんな風にこの経験を活かすことができますか?
私の(私たちの) 何を、どう変えますか?
役立つことは何でしょうか?
何を増やす、減らす、始める、辞めますか?

ORIDのいいところ

ORIDの良いところは客観と主観を分けられることだと思う。
客観と主観を分けることで、思い込みやバイアスが排除しやすくなる。
あと、自分の感情にもフォーカスしていることもいい。
感情を深堀りすることで、自分がどういうときにどう感じるのか、と自分を見つめる事ができる。
自分のことをわかってあげられる。(認知行動療法でいうところの「思考の癖」「スキーマ」がわかる)

まとめ

ORIDという、自分を見つめて、気づきを得て、行動するためのツールの紹介。

具体例を書いて説明したいところだけど、そうすると長くなるので別の記事に譲ることにする。

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