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虫から教わる、ネガティブを味わうということ

上野公園のスタバのテラス席で記事を書いていた。

するとタブレットの画面に虫が止まった。

嫌な気持ちになったので追い払おうと思ったが、逆に受け入れてみた。


虫が止まった

画像あり。虫が嫌いな人は注意。(といってもそんなに気持ち悪い虫じゃないけど)






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あえて受け入れてみる

反射的に追い払おうとした。

しかし待てよ、と思いとどまった。

ぼくは虫が嫌いだからこれまでも自動思考ですぐに追い払ってきた。でもその自動思考を乗り越えて受け入れてみたらどうなるだろう?
これまで気づかなかったなにかに気づけるかもしれない。

そう思って追い払うのをやめた。

優しい気持ちになった

最初は気になっていたが、数分も経てば気にならなくなった。

記事執筆に集中できるようになった。

そのうち虫が画面中央に移動してきて文字入力の邪魔になった。

しかし、それでもぼくは追い払わなかった。

逆に虫に画面を譲ってやった。

虫「ごめん、画面の真ん中にいると邪魔だよね…」
ぼく「いいよ、隅の方で書くから」
虫「悪いね」

という謎の妄想をしながら。

虫に対して少し優しくなった。

気づき

虫に優しい気持ちになれるのに、人に優しい気持ちになれないのはなぜか。

虫に優しくなれるんだったら、人にも優しくなれると思う。

嫌な人に対しても毛嫌いせず、受け入れてみると案外優しくできるかもしれない。

その後

虫は15分ほど画面に止まっていたが、突如キーボードに飛び移った。

{}キーの間に止まった。虫自らカッコで括られにいった。

文字にするとこうだ{虫}

虫を波カッコで括ることは初めてだし、今後の人生でもないと思う。貴重な体験だ。

ぼく「ありがとう、虫」
虫「いいってことよ」

そう言って(かどうかはわからないが)虫はカッコから飛び立ってどこかに行ってしまった。

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