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2022年のK-POPヤバすぎ楽曲10選 Part2

2022年ヤバすぎだったK-POP界で、個人的に好きな曲を10曲まとめてます。

1つの投稿にまとめるつもりが、Brave Girlsについて書きすぎて、いやほんとうはもっと書きたかったんだけど、長くなってしまったのでPart2いってみよう。
Part1はこちら。


こっからも更にすげんだわ…。

⑤BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」

今年グループとしての活動休止を発表したBTS、その総決算ベストアルバムとなった『Proof』からの新曲。
曲単体でいうと「メロウで落ち着いてていい曲っすね」という感じなんだが、歌詞が…もう歌詞が…(泣)
是非↑の動画を日本語字幕設定で見てみてほしい。

頂点を極めたけど自分たちは何も変わってない、あの頃の音楽好きな少年たちのままだということ、まだまだ最高の瞬間はこれからだということを、活動休止前のこのタイミングで残していくなんて、どんだけファン想いなんだと。(号泣)
そういう優しさもありつつ、「みんな俺らを最高って言うけどあんましっくりこない」みたいなBTSにしか歌う資格がないカッコいいラインもある曲。
とにかくお疲れ様でした賞を差し上げたい。


④ATEEZ「Guerrilla」

秋にKCON JAPANというK-POPの祭典を観に行った。いろんなグループが出てるショーケースイベントだったのだが、このATEEZのファンが明らかに多く、彼らが出てきたときの熱気が凄かった。
不勉強ながら名前しか知らなくて、最初出てきたとき「だれなんだろうね?」と一緒に行った奥様と小声で話してたら、隣にいたお姉さまに聞こえたらしく「この子たちです♡よろしくお願いします!」とうちわを見せてくれた。熱気すげえ。

で、実際のパフォーマンスがさらに物凄かった。
大技決めまくり揃いまくりのダンス、イキり散らかすラップに、古のメタルバンドみたいな超ハイトーンボーカル。
特にこの「Guerrilla」という曲にやられてしまい、帰ってから観まくり聴きまくり。こんなリフとラップの応酬、90年~00年に青春を送った筆者にとってはほぼレイジかリンプか、はたまたMethods Of Mayhemか(分からない方は無視してください)、みたいなノリである。
体格もダンスもゴリッゴリなのになぜかインテリ感ある眼鏡姿のラッパー(ミンギさん)、こういうグループには珍しいほど清純派で王子様感のあるメインボーカル(ジョンホさん)など、男性グループにあんま明るくない筆者でも一発で判別できるキャラ分けもいい。
2022年ナンバーワンミクスチャーロック賞を差し上げたい。


③LE SSERAFIM「ANTIFRAGILE」

なんとなくグループ被りがないように選んでたんだけど、ルセラフィムは無理だった。この曲は解禁されて聴いた瞬間、「こんなん2022年1位じゃん!!!」と盛り上がりまくった。2か月くらい経つけどいまだに毎日聴いてる。
まあ元々レゲトン(こういう曲のジャンル)が好きというのもあるんだけど、こうやってしれっとレゲトンを導入するあたり、やっぱK-POPって自由で面白い。「FEARLESS」ではポストパンクだったのに。

第四世代ガールズグループではIVE推しだった筆者だが、「ANTIFRAGILE」でちょっとひっくり返ってしまった。「俺はDIVE(注:IVEのファン)じゃない、ピオナ(注:ルセラフィムのファン)だ!」と高らかに家庭内で宣言したものだ。いやIVEも好きですよ。

この曲もやっぱり歌詞がいい。
よく指摘されることだけど、女性アイドルが恋愛の曲を歌うことが本当に少なくなってきたように思う。「逆境に負けない」という彼女たちのメッセージや活動スタンスは、同じ女性たちを励ますことはもちろん、逆境だらけのおじさん達も励ましてくれる。
"アチチチ"はもう郷ひろみさんのものではないで賞を差し上げたい。


②SEVENTEEN「Darl+ing」

ランキングは別に意味ない、全部1位とはいえ、「ANTIFRAGILE」とどっちを上にするか迷った曲。
筆者をブチ上げたのは「ANTIFRAGILE」だが、心の奥にそっと染みわたっていたのはSEVENTEENの「Darl+ing」だった。
一人で車に乗ってる時とか、ふとした瞬間に「You know without you…」と口をついて歌ってしまう名曲。だけど曲構成とかはマジで変で、最後に急に出てくる盛り上がりポイントとか何度聞いてもビックリする。

SEVENTEENというグループ自体にそこまで思い入れはないのだが、楽曲の制作に大きくかかわっているメンバーの一人、ウジさんという方のアンテナと才能は凄いと思う。
去年の「Rock with you」も今年ヒットした「HOT」という曲も全然テイストがちがくて、その時々のトレンドに合わせて、でも軸がブレないような名曲を作り続けている。
絶対最初メンバーの人数かぞえて「なんで?」となるで賞を差し上げたい。


①LOONA「POSE」(その他すべて)

最後の最後にMVない曲ですみません。しかもオフィシャルの映像じゃないし。
LOONA(今月の少女)がサバイバル番組「Queendom2」の最終決戦で披露した新曲「POSE」が今年1位。
とはいえ単純にSpotifyのまとめに、一番聴いた曲として出てきたから1位にしてるだけで、今年はとにかくLOONAに熱狂した年だったのだ。

名前と有名な曲は聞いたことあったけど、「Queendom2」でちゃんと知って、週を追うごとにその魅力に深入りしていった。
どうやら初期のLOONAには「loonaverse」という世界観があって3つの異なった世界からやってきた少女たちがうんぬんかんぬん…など、めんどくさい設定も夢中になって掘っていった。
この最終決戦が行われるくらいになると完全に肩入れしてて、画面の前で投票ボタンも押しまくったしSpotifyで再生しまくった。(だから一番聴いた曲なんですね)

まるでボーイズグループのようなイカついトラップサウンドに、12人もいるメンバーそれぞれの持ち味をいかしたラップ・ボーカルと揃いまくりのダンス。
とはいえ正直この曲がLOONAの魅力を最も表現してるかというと、そうではないんだけど、他の全ての曲ひっくるめて「POSE」1位という感じにした。

なので1番好きな3年前の曲を貼っておきます。この世の"美"を全て集めたような曲です。
こんなK-POP他にないよ。

番組が終わっても追い続け、そのタイミングでなんと初来日が決定。即ファンクラブに入会。人生で初めて同じCDを何枚も買うという経験もした。
楽しみにしていた初来日公演は1週間前に「ビザが下りなくて中止」という事態に。

その後、かねてより給料の不払いなどで事務所と揉めていた人気メンバーのチュウちゃんが「スタッフにパワハラをした」という理由でクビに。ネット上にはチュウちゃんと仕事をしてきたスタッフさんたちが「チュウがパワハラなんてありえない」という擁護意見を多数投稿。(僕もそう思います)
それを追うように11人のメンバー中9人が事務所をやめるような動きを見せている。来日公演のチケット代はまだ返ってきていない。今ここ。

とにかく事務所がグダグダでグループの健全な運営ができてないということです。推してて結構辛い状態なので、もう何年か前に出会いたかったというのが本音である。

とはいえ、2022年LOONAのお陰で楽しかったで賞を差し上げたい。


というわけで10曲だけまとめました。

他も沢山ありすぎて嬉しい悲鳴である。
もちろんIVEの大躍進がすごかったしKep1erも良かったし(WA DA DAって
今年なんだ!?)、音楽ヲタが熱狂したNewJeansも良かった。
K-POPに含めていいかわかんないけどXGも最高だったしDreamcatcherも熱かった。
あとはRedVelvetのメンバー・スルギさんが出したソロがめっちゃ良かったんだけど、ちょっとダークネスすぎてもはやK-POPというよりビジュアル系ロックに近かったのでここにはまとめなかった。

来年も早速↑にあげたような人たちがカムバックを予告しているので(なんとグダグダ状態のLOONAも新曲出すらしい。どどどどうなってんの??)、K-POPファンとしては楽しみです。
まずは紅白かな!盛り上がっていくわよ♡

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