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詩集

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練習帖ですが、よければご覧ください。
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#自然

〈詩〉大きな木

春の息吹とともに小さな芽が 他のたくさん生まれる芽の中に混じって ひょっこり顔を出した さんさんと太陽を受けた静かな土地の 最後の光が落ちる時 父親の固い意思のような風と 母親の愛撫のような夕陽を浴びて その芽はやがて立派な大木になった 汽車が汽笛を鳴らす時、大木はざわめいた 大木はどんな風雨にも酷暑にも耐えた 大木の木陰でいくらかでも涼もうと 子供たちがやって来た 「ほらそっちだ」 「走れよう」 子供たちはボールを投げて、打っては、走った 遊び