フォローしませんか?
シェア
永遠の中の瞬間に 雪がちらちら舞って 黄金の木から羽ばたく夢来鳥 手探りで探し出した埃まみれの扉 開けるとそこには鏡 ああ、哀しき人間のさが 洞穴の松明の火に 照らされた壁画 果てなく続く夜の大地 銀色に輝くタワー 遠近法の直線の上を 曲芸師が渡って行った
「お前はいつも洗うときの右脇と左脇の綺麗さが平等じゃないんだよ」 車が言った。 「いったい、いつになったらこの俺をピカピカにして、みんなの前で誇らしく走らせてくれるんだろうか」