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「世界で一番くだらない番組」のオマージュ動画を作ったよの巻

最近しっかりと飽きてしまったnoteですが、クイズ界隈でざわざわしているのをきっかけに戻ってきました。
どうも、クイズ界隈ではない海山です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は左尻ほっぺの筋肉痛で何をするにも叫びながら動いています。
1歩につき1ぐわーです。
ここの筋肉を動かさないで移動するすべがない。


はじめに

さて、8月19日から25日まで1週間開催していた「クイズフェス2024」。
DragonQuestionというYouTubeチャンネルの冨田浩二さんが主宰している、クイズYouTuberの祭典みたいなものなんですけども。

で、そこにうまいこと潜り込んで23日深夜に私も参加作品を投稿しました。
それがこちらです。

クイズじゃねえじゃねえかと。
思いましたか。
まあね、後でね。

本家「世界で一番くだらない番組」は1990年代前半にフジテレビの深夜で放送されていた、少しだけトチ狂ったバラエティ番組です。
「日光テレフォンショッピング」だけが切り抜かれてネットの海で漂ったりしていますが、それがこの番組のワンコーナーです。

私は完全に後追いで知った口なんですが、何て魅力的な番組なんだと。
何せ内容がない。全編くだらない事しかやっていない。
それを標榜しているから文句のつけようがない。
この時代のフジテレビの自由度の高さを象徴するかのようなトンチキ番組です。

以前からショートショートのようにオマージュ動画を3本上げていたんですが、最初から最後までの一連を作ってみたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきてましてね。
そこに「クイズフェス」という大義名分が巡ってきたので、これでも食らえ!と投げつけてみました。

で、クイズじゃねえじゃねえか問題ですが。
クイズに問題ってややこしいですね。

さて。
本題がどんどん遠くなるので、なぜこれがクイズ動画なのかという事は忘れます。

忘れました。

何が書きたいのかがあやふやになってきましたね。
こういうブログサイズの文章を書いていると、書いているうちに本来の趣旨が面倒になって、意味なし文章をつらつら書いてる方が楽しくなってきたりしちゃうんですよねえ。
向いてないのでは?

はい。

で、ですね。
動画の中に説明が一切ないので、ここでいろいろと無駄に書いていこうかなというね。
野暮ですけど、たまにはそういうのも楽しいじゃないですか。

では、ここからはネタバレというか、野暮な解説を入れていきますので。

動画の解説

おことわり

冒頭にいきなり表示される忠告

こういうおことわり画面、好きなんですよねえ。
以前は映画とかドラマの再放送ぐらいのものでしたが、バラエティ番組の再放送でも「今日では不適切な表現が含まれますが」みたいなおことわりを入れて、あえてそのまま流すのがスタンダードになりましたよね。

ここだけ現世の画面なので、妙に細いゴシック体を小さく書いてみました。
画質が上がっているからなのか、最近のテロップってめちゃくちゃ小さいのがしれっと出たりしますよね。

アバンタイトル

フジテレビ深夜黄金時代をほうふつとするアバンタイトル

さすがにボディアートをさせてくれるモデルさんが知り合いにいないので、フリー素材にあった夜の車道と海をフュージョンさせた映像に。
ちなみに本家のアバンで好きだったのは、JOCXTV2の目と、GARDENの宙に浮く船ですかねえ。

この「HANATSUMAMI TV 2」のロゴは、そのうちSさんという名工による作でございます。
もともとテレビ番組のタイトルの再現&パロディに定評がありすぎる方でしてね。
元にない文字をそれらしく作るって本当に大変なんですけど、それの合わせ方が絶妙。
言うまでもないですが「JOCXTV2」をベースに作っていただきました。

ここで流れているナレーションは、タイムトラベルガールのあやねさんによるもの。
作中でもちょくちょく声を入れていただいております。

この方は以前から時空の歪め方がセンスに満ち満ちてまして、縁あってリモートでお話しした事もあったんですが、その頃からずーっと何かしら形に残る物で関われないかなあと思っていたんです。
声というより被写体としての活動が主かなと思うのですが、ちょうど女性ナレーションが欲しいところで、あ!あの方がいる!と。
かなり変則な依頼だから受けてもらえるか分からんけど、当たって砕けろとばかりアタックしたらお引き受けいただけましてね。
こんな内容で申し訳なくもありがたい限り。

ちなみに本家は「眠らない、眠らせない」なので、当初そのままの文言で依頼していたところ、翌朝の寝覚めの思い付きで「眠い、眠すぎる」へ変更してもらいました。
無意味に十万石まんじゅうです。
本当に意味はないです。

トランプ

ドナルドと書かれたトランプ

タイトル画面の前にひとネタ入る流れは本家にもあったので、何にしようかと考えた挙句、至極安直なジョークを先鋒に突っ込んでみました。
「これからこんなのが続くぞ」という宣戦布告だと思っていただければ。

ちなみに、不織布マスクに「イーロン」と書いたバージョンもあったんですが、さすがにナメすぎていると思いとどまってボツになりました。

オープニング

本家で落ちてくるのは陶器風のオブジェなのですが
本家でもよく分からなかったテーマ

この異様なタイトル画面はなるべく再現したくて無駄に頑張りました。
無駄な方が頑張り甲斐があるというものです。
これは1990年12月放送の本家画面を下敷きに作っています。

音楽は本家と同じ、グリーグのピアノ協奏曲イ短調。
これはGoogleの鼻歌検索で頑張って歌い上げて調べました。
口三味線は昔から無駄に得意なのです。

さて本家では、花柄の陶器みたいな質感のCGがぐーっと落ちていくんですが、ここは丼にしてみました。
何だったんでしょうか、あれは。
で、最初は柄がそれっぽいからというだけの理由だったんですが、さすがに意味がなさすぎるので、下の方に競走馬を走らせまして「倍率ドン」の「ドン」にかけています。
一応、クイズですから。

物理的にシャッフルクイズ

味気ない背景に味気ない字幕
このためにルービックキューブを潰すという
世界観に見合わないテロップは違う方の本家再現

オープニング後の第1コーナーに何を持ってくるのかは相当悩んだのですが、一応まだクイズ動画なんだぞという空気を乱したくなかったのでこれを。
「マジカル頭脳パワー!!」でやっていたアナグラム問題のコーナーに「シャッフルクイズ」というのがありまして、それにちなんだクイズです。

元はと言えば、このコーナーだけで問題を変えて1本動画を作ろうと思っていたんです。
キューブだったり、トランプに1文字ずつ書いて混ぜたり、溶ける紙に文章書いてそれを混ぜたり、とか。
それがズレてズレて「世界で一番くだらない番組」に落ち着いた訳なんですけどね。

まあ、クイズ界隈では一時大騒動になった「そるといたいはかせ」に見せかけたものですね。
そのまま正解を出すのもアレなので、本家の問題を思い出して逆の横読みをしてみました。
とりあえずここで、マジカル頭脳パワー!!要素を消化。

提供

わざわざ板橋まで行ってきました

提供バックに帝京大学という秀逸なネタは本家の再現です。
何せ35年ほど前の番組なので、あれがどこのキャンパスだったのかまでは調べがつかず、というか校舎も変わっていそうだし。
道路から風景を撮影した映像なので、ね、その辺は穏便に。

提供のくだりを再現できて悦にひたっていたのですが、肝心の提供スポンサーなんてねえな、と思いまして、ああいうナレーションになりました。

若者のすべて

このネタのために1時間半かけて動物園へ
写植ではない臨時で作られた字幕っぽい質感のテロップ

元をたどっていくと、「そうばちゃんねる」というYouTubeチャンネルでフジファブリックの「若者のすべて」を替え唄するネタがあったんです。

そこで初めてこの曲を聴いたんですが、何度も聴いているうちに「思い出してしまうな」を「思い出してシマウマ」と歌いたくてうずうずして来まして。
フリが延々長くて予想を下回るオチでしめるという流れが好きなので、こんなのもいいかなと。
尺も稼げるし、と。

このためにシマウマがいる動物園を探しまして、幸い関東圏の動物園にいるぞと調べたまではよかったんですが、はて園内で撮影して配信してもいいのかなと。
わざわざ事前に問い合わせメールを送りました。
被写体もいないし人止めしないし、という事なのでしょうが、特別許可出ししなくて大丈夫な案件ですよと返事が来まして、この度の仕上がりに。
やっぱり本物の映像はいいですよね。
労力に見合わないネタは魅力があります。

この「グラントシマウマ」の字幕も無駄にこだわりました。
当時のテレビ番組の字幕は写植原稿か手書き原稿のスーパーインポーズなんですが、たまーにあった機械出力と思わしき解像度の低い字幕があって、それのチープさがすごくよくてねえ。
「世界で一番くだらない番組」でもちょくちょくそういう質感の字幕が出ていたので、ここに当て込んでみました。
シマウマなんて見りゃ分かるんですけどね。

ちなみに撮った後で気づきましたが、この曲の作詞作曲が志村さんという方なので、「志村どうぶつ園」というつながりも生まれました。
完全に後付けです。

映像まちがい探し

味気ない背景に味気ない字幕
曇天の不忍池

これのベースになっているのは、本家の「お楽しみクイズ」。
人が大勢写ったスナップ写真が画面に映り、「この中に女優の宮沢りえさんがいます」というナレーションの直後、画面が切り替わって「〈答〉いません。」と表示されるというもの。
字幕関係はほぼ再現。

ちなみにこれは、あっちこっち撮影して回っている時に偶然出くわした事象です。
だからネタは後付け。
もうちょっと悪天候が伝わりやすい画だったらよかったんですが、まあ、風鈴が真横になびいてるのが面白かっただけで生かしてしまったという感じです。
さすがに天候が崩れてから出かけられないですからねえ。

大きな玉ねぎの下で

不忍池と同じ日なので曇り空
まだ取り壊されていなかった中野サンプラザ
閉館

これもどこが出発点かと言われると難しいところなんですが、上野をひとしきり歩き回った後、次の目的地との通り道に中野があったんです。
そういえば中野サンプラザってもう壊されちゃってるのかな、と思って見に行って、ついでに映像を撮って、これもネタに出来るかしらとこねくってみた、という感じです。

本家になぞらえるとしたら、導入の画面は「なごり雪」、切り替わり方のスピード感は「小指の想い出」がモデルです。
ちなみに私が一番好きな本家のネタが「なごり雪」。
さっきのシマウマも、言ってみればこのネタがベースにあります。

見たことない食べ方

味気ない背景に味気ない字幕
アメリカンドッグ

「見たことない食べ方」自体は、あまり本家のパロディという感じではないかな。
どちらかというとパスティーシュに近い、空気感だけ似せてみたという感じです。

これ自体は別の拙作に「だて巻き篇」があるんですが、それの第2弾。
どうやったんだ、という感じがクイズっぽくもあるかなと。

電話

何かの待ち合わせ場所に使われがちな日暮里駅周辺
味気ない背景に味気ない字幕

これはショートショートみたいな会話劇が思いついたので、後から肉付けしていった感じで、「ウォーリーを探せ」ってクイズとかパズルとかそういう本だよな、と自分に言い聞かせてラインナップに入れてみました。

ここの声の出演で「まる芸TV!!」というYouTubeチャンネルで一緒にやっていた草彅健太さん、翻訳に同じくももさんに協力していただきました。

ろくでもない内容なので断ってもいいですよベースで依頼したんですが、前のつながりもあってか付き合ってくださいまして。
この会話劇の舞台設定は、まあ、台東区千束の話です。
ちなみに店名の「フェアリーキッス」は縮めると「フェス」になります。

会話中に画面に出てくる英文は、本家の夫婦の食卓の会話をモデルにしています。
斉木しげるさんが声の出演をされていて、「竹内まりやさんはマニアか」でおなじみのコーナーですね。
で、白画面の字幕は、「あしかのショー」の再現です。
アシカショーの映像にあしたのジョーのテーマが流れているという、非常に秀逸なネタでした。

夏をあきらめて

Twitterネタ程度の事象

江島と名がつくけど江の島じゃない、というだけのネタです。
これで「えじま」と読むかもしれないし、表記自体が違うから非常に弱いんですが、とりあえず江の島感のある曲を流してみました。
あきらめネタです。
尺が足らんのです。

何を作ってるんでしょうか

SHOWbyショーバイ!!での恒例クイズ
何かが作られていく工程
ひどいちゃぶ台返し

これも単独で動画にしようと思っていた、「クイズ世界はSHOWbyショーバイ!!」から「何を作ってるんでしょうか」。
まあ、こういう発想は当時もあったと思いますが、インスタントラーメンが出来ていく過程をじっと見るだけにしたら、もっと予想を下回れるのではないかと思いまして。
曲のつながりの都合があって微妙にずれますが、ほぼ3分間の映像になっています。

最初は本当に3分間真正面からの映像にしようと思っていたんですが、さすがにすぎるかなと思って別アングルのカットとか、本家何を作ってるんでしょうかでもありがちな動きとか、無駄にあおった画角とかを追加。
編集したら全然パターンが足りなくなったので、別日に撮り直しています。
なので、よーーーく見ると割りばしの形が変わったりしています。

ちなみに残り30秒で右上に出てくるカウントダウンのデジタル数字は、「SHOWbyショーバイ!!」や「逃走中」の再現動画でもおなじみ「な」さん作。
この方はCG制作にどえらい腕がありまして、かなり古くからネット上のやり取りがありましてね。
こういう形で関われるというのは本当にありがたいし幸せ。

最後はまあ、本当のクイズだったら禁じ手レベルのぶっくら返しを入れてみました。
っていうのと、一時は「編集の工程を動画にしてみたら」と言われた事があったので、その要素も交えてみました。
無駄にデカいモニターを使っています。
こういう環境を見せるのはいささか恥ずかしい物がありますね。

で、ここの導入と正解発表の音楽は、和歌山の奇才・てれすなさんの耳コピ再現です。
まる芸TV!!のころから多分にお世話になっているのですが、正解発表の音を新造していただきました。
めちゃくちゃお忙しそうなのに間に合わせてくださってありがたい限り。

ちなみに提供バックの「愛がすべて」もお願いしようかなと思っていたんですが、さすがに負担が大きすぎるかと思って取り下げました。
もし次回があったらお願いしたいところですが、果たして次回はあるんでしょうか。

エンドロール

エンドロールに添えられた謎の一口メモ
所属名がめっちゃ小さいのは本家の再現

もうエンディングです。
本家で言う「日光テレフォンショッピング」や「赤いお父さんシリーズ」、ニュースネタ、女子高生ゲーム選手権のような長めのコーナー、斉木しげるや中村有志という芯になるキャスト、みうらじゅんのような本人発のネタを持った人がないので、全部が幕間のショートネタだけという状態なんですよね。
だからこそ歌だけで延々引っ張るネタとか、何を作ってるんでしょうかみたいにフリが長いネタを生かした訳でして。

このエンドロールもほぼほぼ本家遵守です。
「卒業写真」のエンディングテーマに載せて、名前と一緒に「最近卒業したもの」を併記してみました。
本家だと「卒業した時の相手」が書いてあるという非常にアナーキーなネタでしたけど、さすがにご時世すぎて。
背景の映像も夜のラブホテルでしたからね。
最後の最後に「満室」という電飾が浮かび上がる演出は、なかなかの映像美でしたが。

局地的に有名なサクラ商会

マジカルやショーバイという、私の幼少期に見たクイズ番組要素を入れてきた中で、「ダウトをさがせ!」も並んで代表格だったのですが、ここでノルマを消化できました。
クリーニング屋さんにダウトという問題でロケ先になっていたクリーニング店です。
この写真を撮影したのは2年前なので現存しているかは分かりませんが、35年近く前のテレビ番組に映っていてずーっと同じ場所で営業しているってすごいですよねえ。

フジテレビならぬ

この「ハナツマミ」の文字とロゴもそのうちSさん作。
「目玉マークをモチーフにしてハナツマミマークみたいなのって作れますかね…?」ととりあえず言うだけ言ってみようと依頼してみたら、想像以上の出来でひっくり返りました。
若干の嘉門達夫みもあって、これもまた「世界で一番くだらない番組」に通ずる要素になったなと。

あらい

さて、本家ではラブホテルだった背景の映像をどうするかに悩みました。
実は上野や鶯谷という本家より濃い街に出向いて看板を撮っていたりしたんですが、協力してくれた人たちに怒られたらどうしようとか、いろいろ過ぎりまして。

BGMが卒業写真ということで、「荒井由実」→「洗い」→クリーニング屋&コインランドリー、という図式がビビッと脳内に浮かびましてこういう形に。
一応、西荻窪にクリーニング屋が多いという出自不明な検索結果が出てきたので、そんな場所までロケに出たりしました。
そうでもなかったです。
さっきの不動産屋もそういう流れで見つけた物だったりしたんですけどね。

エンディング

オープニングに合わせてトランプ

本家でもエンド画面はネタの延長線だったり、そのオフショットだったりしたので、こういう形に。
ちょうどトランプにQとAがあるじゃん、と触っているうちに気づきまして。
裏が白みのトランプも大量に余っていたので、私がTwitterでたまに書く「芭蕉」をねじ込んでみました。

芭蕉って自由律の人でしたよね?
芭蕉の時代にもクイズってありましたよね?
よく知りませんけども。

この“芭蕉の句”ですが、私のクイズ観ってこういうところなのかなと思っています。
何でもかんでもクイズと思えばクイズになってしまうし、何事もクイズにできるなと。
この「世界で一番くだらない番組」だってツッコミ不在の考えオチが延々と続く番組で、これを「オチは何なのか?」と問われていると捉えればクイズだよな、というね。
まあ、全部後付けですけど。

「クイズがこの世の全てではない」というのは、ちょいちょい見かけるクイズ界隈のいざこざに対して。
そんな目くじら立てんでも、っていう事案がたびたび起こるのでね。
楽しませていただいておりますぅー。

ご注意

セルビデオにつきものの画面

別の動画ではVAPのセルビデオに出てくる画面をパロったりしましたが、これはフジテレビのビデオで出てくる画面をベースにしています。

このビデオグラムは、一般家庭での私的視聴に用途を限って販売されています。したがって無断で複製、上映、放送、有線放送、レンタル(有償・無償を問わず)することは法律によって一切禁止されています。

本家フジテレビのセルビデオに表示される文章

言葉の置き換えをしていった訳ですけど、結局のところ「ちゃんとしたクイズ動画・クイズ配信に混じっているから意味があるネタなんですよ」っていう位置付けの説明でもあるんですよね。
また来年もクイズフェスがあったとして、そこにこういうネタばっかり集まったら迷惑になりますからね、と。

私はありがたくもクイズフェスのグランドフィナーレのナレーション原稿を書いたりして、ほんの少しだけ運営に近い位置にいるのでちょっとズルい事をさせていただきました。
こういうお祭り騒ぎの中に、ちょっとこういうのが混ざってたら面白いんじゃないかなーって事でね。
まあ、私もこういうのを作り続けるか分かりませんし。

おわりに

という事で、野暮天でしたがネタの解説と裏話をつらつら書かせていただきました。
ここまで読んでいる人は果たしているんでしょうか。
いや、いません。

こうして好きだった番組のパロディを作るのは本当にワクワクしますね。
これが完成するまで、かれこれ丸2ヶ月ぐらいは時間かけたかなあ。
今までは週一ペースで作っていたのでドタバタやっていましたが、1つの動画づくりにじっくり時間をかけられるって楽しいものですね。

さらには私の個人チャンネルには異例とも言うべき展開ですが、多くの方に協力をしていただきました。
昔は何でもかんでも自分一人でやってやれという思考だったんですが、特にYouTubeを始めてからは、その道の才がある人に頼んでみるという手段を選ぶようになりましたね。
でも、報酬どうのこうのナシにやってもらっているので、これはもう本当に感謝感謝しかないんです。

しかしあれですね。
こういうVHS画質というか、往時のテレビパロディの動画を出す日が、「フィルムエストTV」とかぶるとは夢にも思いませんでしたが。
ここはもう別格に素晴らしいので、ぜひみなさまもご覧ください。

最初の頃は、くそー、いいなぁー、とちょっと嫉妬心を燃やしたりもしましたが、この何年かでどえらい展開を迎えているのですっかり視聴者として楽しんでおります。
それこそ、9月にはサスペンスドラマ1本丸々が公開されるそうなので、ものすごく心待ちにしております。

という事で、以上。
次からはちゃんとやります。


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