川の国の地図
まえがき
20年前、NPO法人RIVERの最初の取り組みは『水』の本を作ることでした。時代の本質を知らなければ、地域は生きていけないと思ったからです。あれから時代はどう変わったのか?このたび『川』という本を作りました。32人、各界の方々に原稿をいただき、これから先も四万十川の流域で暮らしていく私たちの「道しるべ」としたいと思います。
執筆者のプロフィールはRIVER編集部が制作させていただきました。私たちも、参加させていただきたかったのです。失礼な言い回しがあるかもしれませんが、おゆるしください。
執筆者プロフィール
有料部分で「川の国地図」の全文を読むことができます。
川の国の地図
原研哉
日本の白地図の上に川を全て精密に描きこむと、まるでヘチマの筋のような密度になる。農業用の水路のようなものまで入れると、本当に毛細血管のようである。これは、頭ではわかっていたのだが、実際にそのような地図を見たことがなかった。二〇〇五年ごろのことだったが、ふとしたきっかけで、教えている美大のゼミ生二人がこれを作ってくれた。
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