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アフリカのイメージ、ぶちこわします。

Jambo(こんにちは)、ケニア在住の嫁です。

ケニア移住して9ヶ月目に入りました。2年前、「ケニアってどこ?」と言っていた自分からは想像もつかないほど、今はアフリカの魅力に惹きつけられてます。

このように、私をアフリカ波に乗せたくれたのは、紛れもなくTwitterです。「鍵アカ=カッコイイ」と思っていた昔の自分とおさらばし、今は「発信is正義」と思ってケニア(アフリカ)生活発信を楽しんでいます。
気づけば3300人もの方にフォローしていただけるようになり、最近「アフリカのイメージ変わりました!」と言っていただくことも多くなりました。

それがとても嬉しくて。
favも頂いたので今回はアフリカのイメージを変えるnoteを書きます。
ちなみに、私が見てきたのは東アフリカ(ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ)です。なので「アフリカの一部」で体感した内容。その旨、ご了承ください。
※長そうですが、実は写真多めなだけだったりします。

<目次>
アフリカのイメージ
1.「おしゃれ」でぶちこわす
2.「モバイル送金サービス」でぶちわこわす
3.「アフリカの子どもたち」でぶちこわす
4.「黒人のチャーミングさ」でぶちこわす
5.「カラフルな世界」でぶちこわす
6.  最後に

まだケニア移住していない1年前は、アフリカイメージといえば「貧困、治安悪い、ご飯まずそう、黒人怖い...」と、ほとんどがネガティブイメージ
ただ、これがほんの数ヶ月でぶちこわされちゃった。私はものすごい勘違いをしていたようです。みなさんもどうぞ、ご覧ください。

1. 「おしゃれ」でぶちこわす
 その① 惚れ惚れする「おしゃカフェ&レストラン」

実はアフリカ、誰もが認めるような「おしゃカフェ&レストラン」、けっこうあるんです。海外ならでは吹き抜け感と広々とした空間、これは東京の表参道レベル、いやそれ以上といえるクオリティ。


まずいコーヒーには出会ったことない。パンは悶絶するほど美味しいところが多い。

しかも何がいいかって、下記揃っていることがほとんど!
・並ばずに入れる
・時間制限されない
・Wifiがある
(国や地域、混み具合によっては速度が制限されることあり)
・電源コンセントが使える
自分のペースが守られる場所がある。それだけで大分ストレスフリー。

その② 目に止まる「アフリカ女性のおしゃれさ」


先にケニア入りした旦那が「アフリカの女性がおしゃれすぎるぞ!」と興奮して言ってました。アフリカ...おしゃれ...どんな...?と想像もつかなかった私は「へぇ...」と返すだけでした。
だがしかし!!彼女たちのおしゃれ熱は本物でした。
編み込みやウィッグをつけた髪型、綺麗に塗られたネイル、アフリカ布で仕立てたオリジナル洋服。そこには思わず目に止まってしまうアフリカの女性たちがいました。

日本では「無難にモノトーンで」とか「これダサくないかな...」とか、周りの目を気にしたファッションをしていた私。
でも、個性を存分にだしてファッションを楽しんでいるアフリカの女性たちを見て、「洋服は自分らしさをだすもの」と思えるようになったし、「周りの評価より、自分が着たいものを優先する楽しさ」を覚えました。
それにアフリカの人たち、何が素敵かってとにかく褒め上手。すれ違っただけの人でも「クールだね!」とか「素敵なドレス♡」、「あなたのファッション好き!」と声かけてくれます。その積み重ねのおかげもあって、今まで挑戦しなかったファッションをするようになりました。

ルワンダで仕立てた洋服。世界に一つだけ、自分だけに作られた洋服は、着ているだけで気分が明るくなるのです。かわいいなおい。(自分でいっちゃう)

2. 「モバイル送金サービス」でぶちこわす
「携帯あるの?」「ネットつながる?」と聞かれることも多いアフリカですが、もちろんあります。
そしてケニアに至ってはネット環境がめちゃくちゃいい。Wifiスポットが多いし、速度もはやい。
しかもしかも!ケニアはM-PESA(日本でいうLINE Pay)というモバイル送金サービスが主流なんです。光熱費や家賃、その他お買い物、1円単位で支払いができるシステム、それがM-PESAです。番号があれば個人間送金もできるし、かなり便利。
実はケニア、銀行口座を開設してない人の方が多いんです。(開設ができない人もいるし、銀行に預けることを不安に思う人もいるため。)とはいえ大金を持ち歩くのは危険。だからこそ、現金をM-PESAにいれて管理できるこのサービス、ケニア人にとって必要不可欠なんです。
携帯一つで買い物ができる、それがいまのケニアです。

3.「アフリカの子どもたち」でぶちこわす

貧困や飢餓のイメージも強いアフリカ。"寄付"という言葉とともにあるアフリカのこどもたちの写真。あれ、よく見かけませんか。私はその印象が強く、「アフリカの子どもたち=貧しい=かわいそう」と思ってたんです。もちろん、孤児になってしまったり、飢えに苦しんでいる子どもたちがいるのも事実。
ただ、私が伝えたいのは、彼らは私たちが思っているよりずっと強く、HAPPYであること。私が見てきた子どもたちは、どんより悲しい顔なんてしていません。とんでもなくエネルギッシュな笑顔で、自分が楽しむこと、人を喜ばせることができる、happy上手な子たちばかりなんです。
(ぜひTwitterから、そのエネルギーさ、happyさを感じてほしい。動画、見てほしい)↓↓

アフリカって音楽やダンスとのつながりが濃い。タンザニア人の家に訪問した時、2歳くらいのこどもがダンスを見せてくれたこともありました。小さな頃から音楽やダンスに触れてきたアフリカの人たち。遊具がなくても「歌って踊ればみんな楽しいぜ!」って感じなんです。

あとね、「自分より小さい子を大切にする」これを見る機会がよくあって、感動する。小学生に上がる前くらいの子が赤ちゃんの子守してたり、とにかく面倒見がいいの、みんな。家族全員で家族を支えてるなって思います。

ちなみにみんな写真が好きすぎて、「撮って撮って」アピールがすごい。大人一人、いとも簡単につぶしてきます

(↑とんでもなく幸せだったけども)


4.「黒人のチャーミングさ」でぶちこわす


正直、黒人さんが怖くてたまらなかった。日本で触れ合う機会がなさすぎて、もう私からしたら異次元の人。「よく分からないから怖い」そんな感じでした。
ところがどっこい、関われば関わるほど湧き出るチャーミングさがあって、たまらなく大好きに。触れちゃいけないと思い込んでいた肌の色も、彼らからしたらネタの一つ。
※全員そうとは限らないかもしれないので、参考程度に捉えてください※

「暗くて俺見えねぇよ!」と携帯のライトだしてきたときは笑いました。

タンザニアのザンジバルで出会った男性は、「歌って〜」と言ったら「OK(照)」と照れながら歌ってくれた。(しかもめちゃ上手い)


あと、治安が悪いイメージのあるアフリカ。現実問題、スリや盗難は多く、地元の人も警戒するほどだったりします。(ケニアでは夜歩くのはタブーだし。)
でもね、その分助けてくれる人もたくさんいる、これもまた現実。
乗り合いバスでは、毎回知らない人が「荷物気をつけて」って言ってくれるんです。

暗くなりかけの時、外で車待ってたら「危ないからうちの店で待ってな」って言ってくれる人もいたな。
「黒人」なんて一括りに偏見もっていた自分を反省しました。アフリカの人たちってこんなにも親切な人が多いのに。

ちなみにマサイ族は時計もつけるし、携帯も持ってます。



5. 「カラフルな世界」でぶちわこわす
以前の私が思うアフリカの色イメージ、「茶色」だったんです。肌の色のこともあるし、土や木という自然のイメージも強く、「茶色」...。
ただ、そんなことなさすぎた。アフリカって、カラフルで溢れてるんです。

路上にある「名もなきお店」たち。見入ってしまう色づかいのサイザル(麻)バックにはテンションあがります。

実は、ケニアのお花ってすんごく生き生きしてます。ナイロビはバラの栽培にも適しているようで、どこのお花屋さんにも色とりどりのバラが並んでます。(しかも10本200円くらいと、安い!)

あとはずせないのは、アフリカ布。代表格の「カンガ」という布で作られた小物たちは可愛くてしかたないんです。しかも種類が豊富で、常に新しい生地に巡り会えちゃう。

最後に
私はアフリカに移住してから変わりました。どんな小さなことにも幸せを感じるようになったし、周りの目を気にしなくなったし、「私」の個性と向き合うようになりました。
日本でも楽しく生活していたし、ストレスなんて思うことなかったけど、アフリカで「本物のストレスフリー」状態を経験して、日本で窮屈に感じてた自分に気づきました。海外の世界を見るのことで、良い気づきが生まれるものだと実感しています。


ネガティブイメージだったアフリカが、こんなにも私にとって居心地のよい場になるとは思いもよらず。だからこそ思うのですが、イメージや先入観で物事を判断するのって、もったいない。溢れる情報は玉石混交だから、信じすぎは禁物。もちろん私のnote内容も、誰しもがそうと感じることじゃないと思う。だから、気になる方は自分の目で確かめにきてください

あと、ブログでもケニア生活情報お届けしてますよ(ちゃっかり宣伝)↓↓

アフリカのイメージ、ポジティブにぶちこわれてますように。

#おいでよケニア
#おいでよアフリカ

我が家、Airbnbもやってるよ。(結局は宣伝)

河野理恵(Kawano Rie)

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河野リエ@ケニア
アフリカ布でなにつくろうかな...♡