見出し画像

観察眼がついてきたのは250回も朝市を開催してきた結果です


 最近は加古川以外の町で朝市を開催している。和歌山の中辺路、鳥取県米子などは開催をはじめてまあまあ時間がたっている。そんな中先日ついに熊本の三角で開催となった。そこに関して言うと厳密には天草の企業がマルシェを開催するにあたり我々がサポートしアドバイザーとして関わった形になる。
 
 とはいえ我々の考えや運営のしかたを存分に活用いただき、結果的に実に見事なマルシェができあがった。
 
 その様子がどんなだっかはまた書きますが、ひとことでいうと1回目としては最高の形になり過去に開催したどの1回目より見事な朝市になった。
 
 まず集客がすばらしかった。あらゆる形の媒体を使ってあらゆる方面にアプローチしそこからお客さんを呼んでいた。それはとてもすごくて、我々も参考にしないといけない部分がたくさんあった。
 
 あと運営のほうも、1回目は自分たちでやってもらうのを傍観するかたちで、その日気づいた点を記録し次回以降積極的にKAIZENしながらやっていこうという話から、彼らに任せきっていた。そちらのほうも集客同様1回目としては上々のできでひとこでいって素晴らしかった。
 
 そんな感じで1回目のマルシェは見事に成功し無事終えることができたのだが、そんな中でも、今後こうしたほうがよいという点については山ほどできてきた。

経験がなせる技


 このマルシェには社長である岡本篤といっしょにいったのだが始まるまえにふたりで、今日はあまり細かいことで動かずにしっかり見て改善できるところがあればしっかり記録して次にいかそうという眼でみていた。
 
 するとどうでしょう。驚いたことに、そんなに素晴らしいのに想像以上にここをこうしたらいいってのが私にも社長にもどんどん浮かんできたのだ。
 
 その時に思った。これが経験値であると。同じように現場をみていても解像度が圧倒的にわれわれのほうが高いのだ。彼らにも誰にも見えていないようなことが我々には見える。それは毎週毎週開始してそれをそろそろまる6年になるほど続けてきたからだと思う。
 
 とんでもない量の色々な点をみているので、その場にたった瞬間一瞬で違和感や問題点に気づくのだ。普段の会場ではこんな感覚にならないのでとても新鮮だった。
 
 ということで我々は250回以上開催してきて、それを見てきた。その観察による経験値は天文学的な数字を重ねているのだと思う。

 それだけやってきたのだから、星の数ほどの失敗や遠回りをしている。だから聞いてほしい、これからマルシェや朝市を始めようと思っているなら聞いてほしい。

 きっと相当数のやらなくていいミスをせずに、我々の数倍のスピードで朝市を運営していけると思う。

 なんでも聞いてください。そして加古川に会いに来てください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?