共通の友達のことを共有したくないやつ
「えええ〜〜、なんで、なんでなん、なんでたけしと知り合いなん、どこで出会ったん」
ってことがたまにあります。特にFBとかやってると共通の友達ででてきたりするので昔よりこういう偶然があります。いわゆる世間は狭いなあってやつです。実は、私、この状況にすこぶる興奮するのです、特に共通の知り合いが、昔からの俺のつれだったりするとなんか、関係ないけど得意げになってしまいます。
あいつ、ええやつやろ大学のときの連れやねんって、ちょっと自慢げに言ってしまいます。そんな感じなので、私ほどではないにしても、みなこの奇遇にテンションがあがると思ってたんです。
ところがそうでないやつもいるんです、こんな偶然に興奮している私を
「そうなんですね、ある会合でであって結構つきあい古いです」
と軽くいなしたあと、他のやつにそいつがとてもすごくて、そいつと俺はすごい知り合いなんだってことを自慢しています。おおおお、操さん友達なんですか〜〜〜、すごいですね、なんでなんで、いつからってなる状態にならずにです。
そういう人がたまにいるのです。だから、共通の友達を共有するのに慎重になっているんです最近わたし。
なんでそうなるのか勝手に分析したところによると、そいつはそのすごい人ととても懇意にしているということが売りだったのに、もっと仲がよくつきあいが長い俺がいるのが面白くないのです。
デビューしたてで、まだまだマイナーだった小松菜奈を推していたのは俺なのに、売れてきたからファンになったにわかファンをてめえ〜このやろうと思うのと同じだと思うのです。
前に共通の友達を共有したときにリアクション薄かったやつと、また、まえよりもっとグレードの高い偶然がともなう共通の友達がいるのがわかって、とても興奮して、そいつと共有したくてしたくてたまらんのですが、まちがいなくもっと薄いリアクションになるのはわかっているので、もうしないんです。くやしいからここに書いているんです。
また新しいタイトルのデスノートを作らないといけません。タイトルは『共通の友達を共有したくないやつら』にします。
これはきっとそんなに多くないから20枚綴の薄めのノートにします。ええええ〜〜〜、なんで、なんでって言いたいです。
※写真はイメージです。朝市の会場周辺を清掃している私です。こんなふうにいらんやつを高圧洗浄機で洗い流したい(photo by Atusi Okamoto)
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