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目をあわせろ、笑え、そして挨拶を

 朝市のスタッフには心得がたくさんあるが、そのひとつで絶対的なものとして

「目を合わせろ、笑え、そして挨拶を」

ってのがある。何度か過去の記事でも書いているが、朝市のメインコンセプトは笑顔を増やす、コミュニケーションを増やすである。

 そううたっているにも関わらずスタッフが仏頂面では話にならないのである。当然スタッフでそんな顔をしている人はいないのだが、あえて意識的にもっと積極的に目を合わせて笑いながら挨拶をしようとかかげている。

 これって、できているにも関わらずあえて掲げているには意味がある。忙しくなったり時間がなかったりするとどうしても笑顔が減ってくるからだ。ましていまはマスクをしている状況なので、笑顔の表現は目だけになってくる。私はどちからというと口を大きく広げて笑うタイプ。目は残念ながら細くてシワだらけなので表現力がいまいち。

 だから特に目に力をいれて今は笑うようにしている。

 朝市では見知らぬ人がいきなりコミュニケーションをとりやすいように、様々な工夫をしている。ベンチを採用しているのもその理由のひとつだ。

 だからといって、日本人のシャイな性格が邪魔しているのか、自然発生的にコミュニケーションが始まることは多いとは言えない。その足がかりとして、きっかけとして、目があって挨拶をするというのがあればそこからは堰を切ったように会話が続くというのがつねだ。

 そういう意味もあって、我々スタッフは可能な限りそのきっかけとなるように、目をあわせて挨拶をする。これについては最初少し恥ずかしい部分もあるがなれてしまえばなんてことない。一度挨拶を交わすと次回あったときはもう「ああ〜」って感じであいさつがはじまっているからおもしろい。

 そのためにも我々は目を積極的に合わせて笑顔であいさつを続けていくことにする。これはとても幸せな気分になるので、みなさんもぜひやってみてください。

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