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「PCR信者」考

音喜多議員の動画にて、小沢一郎議員が「全国一斉PCR検査」を発言していた事を発信していた。

<<目次>>

・はじめに
・音喜多議員のYoutube動画
・PCR検査
・PCR検査信者
・正しく恐れる
・まとめ

<<はじめに>>

このマガジンは、
情報の大切さと、怖さ
を理解してもらうべく、執筆しています。

毎回、記事冒頭に、批判覚悟で訴えます。
・「情報はすべての行動の基本になる
・「考えることなく、情報を鵜呑みにしたら、知的生物ではない
コロナ禍で露呈した、マスメディアと視聴者の関係、情報の大切さを考察します。

<<音喜多議員のYoutube動画>>

キャプチャ:
「小沢一郎さん お花畑の理想主義者に!?
 全国民一斉PCR検査の非現実性と不合理」
タイトル:
「小沢一郎さん、いつからお花畑の理想主義者に?!
 全国民一斉PCR検査の非現実性と不合理」
動画:
Youtubeチャンネル
「音喜多駿のブイログV-LOG!」
 2021年01月02日(土)
https://youtu.be/ars0oQK34Tw

<<PCR検査>>

筆者は医学者でも化学者でもない事を、まず述べておきます。

PCR検査は、ヒトから粘液を取り出し、その中のウイルスを培養して、感染の有無を判定します。
粘液を取り出すには、鼻から棒を入れたり、唾液から採取しています。

ここで、問題になるのが精度になります。
どんな検査でも必ず誤判定が発生します。新型コロナに関しては説によっていろいろありますが、50%~90%。筆者としては70%位かと思っています。
なぜ誤判定が起きるのか?
一つ目は、粘液の採取の失敗があります。
これは、誤陰性(本当は罹っているのに、陰性と判定)になるでしょう。
二つ目は、ウイルスは空気に漂っている可能性が高いです。
ですから、感染レベルまで行かなくてもウイルスを拾う事があります。
これは、誤陽性(本当は罹っていないのに、陽性と判定)になるでしょう。

誤陽性を増やしている要因とされるのが、Ct値と呼ばれるものがある様です。
Ct値は、採取したウイルスの培養の回数です。
他の国では30台が多いようですが、日本では40台となっている事が多いようであり、より陽性が出やすいと言われています。

<<PCR検査信者>>

全てが正確に判明し、全てが正しく治療できれば検査拡充は良いと思います。しかし、先に述べた様に、誤判定があります。
なので、完全な陰性証明にはなりえません(指標にはなりますが)。
そして、仮に陰性が本当だとしても、検査翌日に陽性になる可能性もあります。
なので、全国民が一斉に検査は不可能である以上、PCR検査によって確認は空想論です。
もし行うのであれば、完全に地域を区切り、一切の接触を断つ「ロックダウン」すれば可能でしょうが、理論的には不可能だと思います。

さて、テレビ朝日の番組でコメンテータの玉川氏、専門家 岡田晴恵教授。
韓国のPCR検査状況と比較して、日本は無能だと言い続けてきました。
しかし、韓国でも冬場に急増しています。
結果論ではありますが、日本の方法が間違いであると言うのは誤りとなります。

確かに未知のウイルスで、恐怖心はあるでしょう。
完全な判定、完全隔離ができれば安心できるでしょう。
しかし、前提として完全な判定はできません。
また、複数回検査を行い、一度も陽性がでなければ、陰性とも言えるでしょう。
しかし、何回行えばよいか?
答えは無限です。
ほぼ、回を重ねれば重ねるほど精度の高い判定はできますが、絶対はありえません。

この恐怖心を具現しているのが、PCR信者とメディアの煽りだと思います。

<<正しく恐れる>>

ここまで、世界で蔓延してしまえば、完全な鎖国をしないとウイルスは入ります。
そして、国内での感染状況を見れば、ウイルスに接しないのは不可能です。

なので、正しく恐れるしかないのです。
そして、自衛しか手段は無いのです。
・手洗い、うがい
・マスク着用、咳エチケット
・三密を避ける
・適度な換気、適度な湿度
・十分な睡眠と栄養
上記を守るだけで、十分に予防はできます。しかし、絶対ではありません。

医療機関の逼迫が騒がれていますが・・・
・医療機関への対応の緩和
・陽性者にて、軽症・無症状の対応の緩和
いずれしか、道は無いと思います。

<<最後に>>

最後に、
・亡くなられた方にはご冥福を祈り、その関係者にはお悔やみを。
・闘病中の方には一日も早い回復を、
・医療従事者の方々には只々感謝するばかりである。
・仕事が厳しい方は早まらず、もう少し我慢を
伝えて、終わりたいと思います。

続く



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