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スプレッドシートでVlookup関数(下からというか逆からというか)

Vlookup関数は通常、最初の行から順に検索されます。
まれに「最終行から順に検索したい」というケースがあります。
ExcelだったらCOUNTIF関数を応用するなどの方法を用い実現できます。

先日、Googleスプレッドシートのデータに於いてそのケースが生じた際に調べてみると、SORT関数・ROW関数を利用することでさらにシンプルに実現することができると知りました。
備忘録メモとして記します。

以下のデータがあったとして、

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セルG3に列B「担当者」を入力することにより、セルH3に列C「案件名」を返す、というVlookup関数を以下のように記した場合、

=VLOOKUP(G3,B:E,2,0)

最初の行から順に検索されるので、2行目の「ZZZZZ」が返されます。


「最終行から順に検索したい」とした場合、Vlookup関数を以下のように記します。

=VLOOKUP(G3,SORT(B:E,ROW(B:E),0),2,0)

このように記すと、最終行から順に検索され20行目「HHHHH」が返されます。

【メモ】SORT関数
=SORT(範囲,基準列,順序)
 [第二引数:基準列] 通常、数字で指定
 [第三引数:順序] 1=昇順、0=降順

このケースの場合、第二引数にROW関数、第三引数に降順を設定することによって「最終行から順に検索」を実現できます。

※「スプレッドシートでVlookup関数」関連でこんな記事も書いています。


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