Blenderで一度決めたカメラを画角を変えずに拡張する
始まりのツイート
つけPANのBGなんかを書き出してはみたものの、紙の素材と組み合わせてみたら「もうちょっと欲しい」とか、漫画なんかでも書き出してコマに貼ってみたらもうちょっと引きたいとか、3Dで背景を書き出す時によくあることだと思います。
Blenderだとカメラを引くと画角というか、見た目が変わってしまってしまい、「いや、今見ててるものをそのまま引きたいだけなんだ!」ってことがよくあると思います。
こういうことですね。
つまりカメラフレームでグレーアウトしていた部分をそのまま書き出したいわけです。
「overscan」アドオン
Twitterで呟いたら教えていただけました。ありがとうございます。
そういえば3dsMAXの人がやっていた気がします。LightWaveでも出来たという噂があったような。
外部のアドオンということもあって備忘録として導入と簡単な操作方法をメモしておこうと思います。
まずはGitHubからPythonスクリプトをダウンロードします。
GitHubに慣れてない知り合いから「スクリプトが落とせない」って言われたので簡単なやり方を書いておきます。(わかる人はこうやらないだろうしスルーしてね)
ダウンロード
簡単にいうとこのページはスクリプトがテキストで書いてあってそれが見れちゃってる状態なので、一階層上に戻って、スクリプトが入ってるフォルダをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPを解凍します。
特にその中の操作はせず次はBlnenderに戻ります。
アドオンのインストール
「編集」>「プリファレンス」を開いて「アドオン」のタブを選択します。
右上のインストールをクリックします。
先ほどダウンロードして解凍したフォルダの中から「camera_overscan」を選択し、右下の「アドオンをインストール」をクリックしてください。
表示された「Render:Camera Overscan」のアドオンにチェックをいれて、プリファレンスを閉じます。
出力タブに項目が追加されます。
操作方法
MacBookPro13インチの画面サイズだと字が読めないので、幅を広げます。
「Use Overscan」にチェックを入れてください。
これで解像度を変更すると変更すると、カメラフレームでグレーアウトしていた部分も書き出すことができるようになります。
Before(X 1920 Y 1080)
After(X 1920 Y 1440)
このように画像を広げることができるようになります。
基本的に「Use Overscan」にチェックを入れるだけなので、広げた幅は元に戻してもいいかもですね。
個人的には下にある「Bake to New Camera」を何に使うのか、ちょっとわからないのでこの機能について何かわかったらまた記事にしたいと思います。
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