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衝撃は深夜、訪れる。

今日は1日、自分の仙台のスペースで
『川村かなえ百貨店』。

百貨店=いろんな仕事の意。
(なんかいいネーミングないものか)。

本日私をサポートしてくれたのは
REPLICA(レプリカ)の
30年前のアルバムである。。。

REPLICAは
日本人のバンド。

私と同じ生まれの
4つ足ガチャガチャテレビが
実家の居間から隠居され
11歳ごろの私の部屋にやってきた。

それをこっそり
深夜見るのが大好きで。

なんの番組か
よく覚えてないほうが多くって
MTVなんかで洋楽も観たりして。

最近話題の映画
「ボヘミアンラプソディ」と同名の
QUEENの歌も当時、字幕とともに観て
死ぬほどドキドキした記憶がある。

あれは忘れもしない30年前。
実家の6畳間の
深夜真っ暗のわたしの部屋。

こっそりつけた深夜のTVに
REPLICAのPVが流れてきた。

なんだか暗い画面なのに。
この爆発寸前の溜めと
噴き出し様はなんだろう。
(暗闇でタテノリだったのね)

そしてこの歌うたってる女の人の
髪型も衝撃的だった。
(ボーカル浜崎なおこさん、
 片側刈り上げだったのね)

PVで流れていたのは
「Panic Around Myself」という曲だった。
(動画探しても出てこないよ)

最後に画面に小さく載った
曲の題名とアーティスト名を
あわててメモし

レンタルCD屋さんでアルバムを借りて。

そしてその後、バンドブームのあおりで
一時期不思議な歌も作っちゃったりしたけれど
解散のころまで、なんだか大切にしてた歌。

(そしていま、REPLICA復活ライブを
 見つけてしまったりしている。。。)

16歳の私は
クラッシックな声楽を学び歌いながら
パンチの聴いたこの歌たちを
歌っていた。

この写真のアルバムは確か2枚目のもの。

最近、30年とか20年前に
自分が好きだった歌を曲を
改めて聴いてる。

検索もできて、YouTubeもあるこの時代。
見つからなかった音源も
世界のどこかから見つけられたりする。

自分の生きてきた小さな人生の
10代の世界や
20代の世界のなかに

人生と生きてきた歌がある。

そこに行くと
ピュアな自分に出会える気がするの。

当時歌っていた歌も
いま、また新しく歌える。
30年ぶんの時間を抱きしめて、歌える。

衝撃は深夜訪れる。

その衝撃は
自分の人生にどんな風に
標しを残していくか分からないけれど

10代の当時、深夜バスで
ホコ天に歌いに行っていた時のことも。
あの独特の深夜。

時は過ぎて
自分に還るひとつの標しが
残っている衝撃ならば

愛おしい衝撃だ。

YouTubeで聴いてみて。
つか、自分のためにキロク。

▼REPLICA 「GIRL DO YOU REMEMBER」

https://youtu.be/XvCl5cZ7Mjs

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