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2019.05.25 惰性初台

狂ったように水を飲んでいる。全部夏のせい。

新国立劇場でやっている少年王者舘の公演を当日券チャレンジしたのだが、ものの五分でキャンセル待ちになった。もっと早めに並んでおけば…。また別の機会に観に行きたい。

ので朝十時から初台をあてもなくさまよっていた。ウッカリ朝食を食べ損ねたので、朝からやっている店を探す。初台まで来てチェーン店は嫌なのでたまたま目に入った"ダンボ"という喫茶店へ。

ピザトーストセット、ケチャップの味が強くて旨。食べログの写真と店内を比べる限りおそらく最近改装したと思われるのでとても奇麗なのに経営年数の安心感があってとても良い店だった。

散歩がてら徒歩で新宿まで。花園神社に屋台が並んでいた。

恒常の設置なんだろうけど、屋台って夏祭りのイメージが大きいから気温も相まってあの空間は完全に"夏"だった。

なんか朝から出かけているのに何もしていないのもアレだしそれっぽいことするかぁと思い、新宿眼科画廊へ。

せいらという人の個展が気になった。バグのギャルゲーじゃん!

個展の内容は全然違ったのだが、これはこれでなかなか良いものを見た。狭い部屋にルーズリーフやコピー用紙に描いた絵がルーズに貼り付けてある。存在感のあるキャンバスに描いていないぶんもっと埋めるように絵を詰めたら空間としてはかなり異質さが際立つのではないかと思ったが、それはそれでラフさが失われてしまうマイナス面もあるな。

絵はというと、自分の中ではちゃんと作品として書き進めるけど出来上がってからツイッターに「らくがき」って文をつけて投稿する絵だった。高校生が幼女的趣味を持つ事を個性として表現しているというか、年齢と趣味の解離をテーマに据えている気がする。
私も私でプリキュア見てるしアンパンマンもしまじろうもおかあさんといっしょも毎週録画してるし、子ども用のおもちゃとかワクワクするし、等といった年齢と趣味の解離はある。必ずしもそればかりではないんだろうが、それを変な個性として表現するという事にはつまりそれを許してくれる人が必要なわけだ。それが見に来たわたしたちなのかしら…。

眠いすぎる。中野ブロードウェイの虚空間だけ見て。

本買ったりします、『不敬発言大全』が今一番気になっています。