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2020.06.18 命日とウッキウキおじさん

みんな元気?

6-18日記

私はこういう一日だったよ。


その昔松尾芭蕉の弟子の河合曽良っていう俳句の人がいたんですが、今日はその人の命日でした。おくのほそ道の旅に同行していた人なので、たぶんほとんどの人は教科書で見ているのではないでしょうか。松尾芭蕉の後ろでニッコ〜ってしているおじさんです。

私の名前は彼から頂戴しています。彼の句が好きなのでね。辞世の句聞く?
「春にわれ、乞食やめても筑紫かな」
良い。供養碑に刻まれているのはこの句ですが、最初に詠んだバージョンは「今年われ〜」らしい。

これはですね、簡単に言うと「ずっと行きたかった場所に旅しに行くんだけどこんな乞食みてぇな服じゃなくておめかしして行かなきゃ〜ルンルン」という句です。ウッキウキのおじさん、可愛いですね。

彼は62歳で亡くなっているんだけれど、思えば父がこの前63になったばかりだ。6月頭が誕生日なので。好きな男の死んだ歳を無事に越してくれてとてもホッとしたね。母も越して欲しい。今日全裸でした電話では胃潰瘍の薬をもらってきたという話をしていた。年々衰えていく母が心配でならない。

父も母も、せめて死ぬときは健康に死んでほしいものだ。


本買ったりします、『不敬発言大全』が今一番気になっています。