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【独りで働く人へ】『最強の「独学」仕事術』のススメ

あなたは今、上司の適切なアドバイスを受け、自信を持って仕事が出来ていますか?
リモートワークで明確な指示もなく、ただ漠然と仕事をして、もやもやしていませんか?

この本は、そんな頼れる上司・指導者がいない人への指南書です

著者の赤羽雄二さんは、東京大学を卒業し、さらにスタンフォード大学に留学。その後、コンサルティング会社マッキンゼーに14年間勤務。
現在は、企業の経営改革・人材育成・事業創出などの活動に、積極的に取り組んでいます。
そんな圧倒的な経歴の方が書かれた本書は、上司に頼らず具体的にどのようにしたら「独学」で上手くいくかが書かれています。
本書は、独学で『成長』する10の鍵、『結果』を出す6つの鍵、『ストレス』を減らす4つの鍵の3部構成になっており、特に私が実践して効果があった3つの鍵を紹介していきます。

🗝️独学で『成長』する鍵🗝️

ースピードを上げ続ける
漠然と独学で学んでいると、どうしても遅くなりがちです。
そんな時は、全体観を持ち、素早くPDCAサイクルを回すことで、楽でかつ高い品質を維持しつつ、スピードを上げることが出来ます。
例えば、本を出版するための計画を考えている場合、次の手順で仕事のスピードを上げていきます。
1,読んでもらうターゲットをどうするか?出版する上での問題点は何か?しっかりした文章を書くには?他の人はどのようにして書いているか?といった形で「A4用紙にメモ書き」する(詳しいやり方は、同著者の「0秒思考」を参照)

独学本メモ


2,同僚・友人に頼み、問題と自分なりの解決策を話し、フィードバックをもらう
3,全体像をつかむため、2×2もしくは3×3の「フレームワーク」を書く

独学本フレームワーク


4,書いたものを誰かに説明し、フィードバックをもらう
これを繰り返すことで、視野が広がり、スピードが上がっていきます。

🗝️独学で『結果』を出す鍵🗝️

ー変わることを恐れない
リモートワークでなかなか上司からアドバイスがもらえず、いつの間にか「自分のやり方」「自分の型」にはまってしまい、上手くいかないことがあるかと思います。
その場合、「最初」「改善後」「さらなる改善後」と、やり方を分析・改善し、自分の現在の価値観を見直して、時代の流れや環境に応じて他のやり方を柔軟に取り入れていきましょう。
自分なりにやり方を変えても上手くいかなければ、友人・仲間のアドバイスを聞いて、騙されたと思ってやってみましょう。
ただし、人によっては友人のフリをしてマウンティングしてくる人がいます。なんらかの悪意ある人の指摘や中傷は、無視しましょう。

🗝️独学で『ストレス』を減す鍵🗝️

ー心の「安全基地」を作る
自己肯定感を高く保ち、仕事に打ち込むために、ありのままの自分を受け入れてくれる人(=安全基地)を探しましょう。
安全基地を見つけるには、探す努力、見つかる運が必要です。
安全基地になってくれそうな人がいても、相手も悩みがありそれどころではないということもあります。
なので本書では「同じ思いの数人で、お互いに安全基地になるグループをつくる」やり方を推奨しています。
「お互いの安全基地」を作るためのステップを引用すると

1,学生時代の友人、同僚、先輩などで、精神的に安定していて、一緒にいて安心感があり、成長意欲が強く、ありのままの自分を受け入れえてくれそうな人を「お互いの安全基地」候補として5~6名選ぶ
2,個別に趣旨を説明する。愛着障害、発達障害、安全基地などの重要性について説明し、強い関心を示してくれた賛同者のみで集まって会食し、しっかりと話し合う。必要に応じ、2度、3度集まって「お互いに安全基地」になりうるか確認する。賛同者が4人いたとして、その中の3人は問題なく、1人だけ微妙に浮いている場合は、まず3人で始めてみる
3,月1回集まり、お互いの悩みを話し、支えあう。安全基地としての支え方なども話し合う
4,愛着障害、発達障害、パーソナリティ障害などの勉強会も行う
5,メンバー間で、すぐに相談できるホットラインをつくっておく

他に私が個人的に行っていることは、有料であれば、本書の著者・赤羽さんのサロンで安全基地を作っています。

🔥自信こそがすべて🔥

以上、3つの鍵を話していきましたが、これらはすべて、自信につなげ、あれこれ迷わずに成長していくためです。
自信があれば、今出来ないことでもいつか必ず出来るというマインドで行動できます。
本書に書かれていることを無理のない範囲で、少しでも実践し自信につなげていきましょう。
小さな成功がどんどん自信につながります。

赤羽さんの本を読んで実践し、私の人生が劇的に良くなったように、皆さんの人生がより良くなることを願っております。

#最強の独学仕事術
#赤羽雄二
#ゼロ秒思考
#A4メモ書き

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