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R以下限定構築「大罪ガジェット」デッキ

大罪ガジェットデッキに関するメモのまとめ書き。
半分、自分ようなので殴り書きなのは許して!

一番下にレシピ乗っけてます。


・基本的には後攻。
 破壊耐性持ちパワー4000で2回殴れば勝つ!!

・エクシーズモンスターの上にエクシーズモンスターを重ねて「ザ・セブン・シンズ」を出して勝つ。
 というコンセプト。

・しかも全除去持ち。
 これはもはやR以下限定構築界のアーゼウスと呼んでも過言ではない。

・R以下限定構築のエクシーズデッキとしては最強。
 3月23日からはじまるN/Rレアリティフェスティバルにおいては、ほかの強力なR以下限定構築デッキが規制されることもあり、覇権を取るかも!?!?

・2月17日からはじまったエクシーズ フェスティバルにおいても、それなりに戦えた。
 ランク戦でもプラチナ帯到達はラクラク。やることも非常にシンプルなので1戦が早い。

・ルートはふたつ。

1.「ロックアンカー」ルート
「ロックアンカー」から手札のガジェットなどを特殊召喚。
効果でレベルを8にして、二体でオーバーレイネットワークを構築。

「ドラッグラビオン」を出す。
そこへ「ペイン・ゲイナー」を重ねる。
さらに「ザ・セブン・シンズ」を重ねる。

これで簡単に4回の破壊耐性を持ったパワー4000が立つ。

「ドラッグラビオン」は対象に取られない効果を持っているので、そのまま殴るのもアリ。

「ペイン・ゲイナー」は素材を1つ取り除くことで、このカード以下の守備力を持つ相手モンスターを破壊できる。
この効果で除去してから「ザ・セブン・シンズ」を重ねて殴ることで、そのまま4000打点を通せることも多い。

「ザ・セブン・シンズ」が生き残って次の自分のターンが回ってきた場合、素材を2枚取り除くことで相手の特殊召喚されたモンスターをすべて除外することも可能。
この効果で素材を1枚追加できるので、実質は1枚消費。

基本的にはこのルートを目指す。

2.「デッドリー・シン」ルート
「ロックアンカー」ルートが使えない場合の次善の策。

手札に「ロックアンカー」やサーチカードである「超重機回送」がなく、代わりに「オートクレール」があった場合。

レベル4モンスターを場に2枚用意。
「デッドリー・シン」をエクシーズ召喚。

「オートクレール」を装備。
「オートクレール」の効果を発動して「デッドリー・シン」に2回攻撃を付与。

「デッドリー・シン」は②の効果で攻撃後にランクが3上がる。
ターン1制限がないので、2回攻撃することでランクが4→7→10に。

メイン2にて「デッドリー・シン」の上に「ペイン・ゲイナー」を重ね、さらに「ザ・セブン・シンズ」を重ねる。
あるいは直接「ザ・セブン・シンズ」を重ねる。

基本的には「ペイン・ゲイナー」を経由したほうがX素材が多くなり強いが、「ペイン・ゲイナー」には破壊耐性がないため、場合によっては直接「ザ・セブン・シンズ」を重ねたほうがいいこともある。

・どちらのルートにも行けなかった場合。
レベル4のモンスターを2体並べて「アイアン・ヴォルフ」を召喚する。

「アイアン・ヴォルフ」は相手によって破壊され墓地へ送られると、デッキから機械族・レベル4モンスターをサーチできる。
これで「ロックアンカー」を手札に加え、次に繋げることができる。

「アイアン・ヴォルフ」のサーチ効果は戦闘破壊でも発動するので、わざと自爆特攻するのもアリ。

一方で、棒立ちで相手にターンを返してしまうと、破壊以外の方法で除去されてしまうことも多い。
また「激流葬」など自分が発動した効果で破壊してしまうと、サーチが働かないので注意。


~注意点~
「ドラッグラビオン」は②の効果でドラゴン族No.を特殊召喚することができる。
しかしこの効果を発動したあとは、特殊召喚ができなくなるなど多くのデメリットがあり、「ザ・セブン・シンズ」に繋げることもできなくなる。

戦略のパターンを増やすという意味ではドラゴン族No.モンスターを何枚か採用するのもあり。


また、エクシーズ素材が2つ以上あるモンスターにしか「ペイン・ゲイナー」は重ねることができない。

そのため効果をエクシーズ素材を消費する効果を発動してしまった「ドラッグラビオン」や「デッドリー・シン」に重ねることは不可。

ただし「デッドリー・シン」は2回攻撃でランク10になるため、直接「ザ・セブン・シンズ」を重ねることができる。


「オートクレール」を発動してしまうとそのターン、対象とした1体でしか殴れなくなってしまう。
そのため「オートクレール」を詰めに使う際(「ザ・セブン・シンズ」に2回攻撃を付与して8000打点を作る場合など)は気をつける必要がある。


「デッドリー・シン」を2回攻撃できるようにするカードとしては、ほかに「鬼神の連撃」がある。
こちらは「オートクレール」と違いほかのモンスターも攻撃することができる。

ただし、引き換えにエクシーズ素材がすべて取り除かれてしまう。

使用するとしたら、さきに「デッドリー・シン」の①の効果でエクシーズ素材をひとつ取り除き、相手のモンスターを除去。
「鬼神の連撃」を発動して残りの素材を取り除き、2回攻撃。
ランク10になった「デッドリー・シン」に直接「ザ・セブン・シンズ」を重ねるなど。

ただしその場合「ザ・セブン・シンズ」の素材は1枚だけ。
1回しか破壊耐性がなく、また次の自分のターンまで生存したとしても、特殊召喚された相手モンスターをすべて除外する効果が使えなくなってしまう。

さらにトドメを刺そうと「ザ・セブン・シンズ」に使ってしまうと、2回攻撃は付与できるもののエクシーズ素材がすべて取り除かれてしまい、破壊耐性がなくなってしまう。

などなど、「オートクレール」に比べて使いどころがかなり難しい。
初動の安定性を高めるため4枚目以降の「オートクレール」として採用するのはアリ。


「ブリキンギョ」を採用している場合。
この効果は召喚でしか発動しないので、最初に出すように。

「ロックアンカー」で手札から特殊召喚できるのは機械族・地属性モンスターのみ。
「ロックアンカー」の効果では光属性である「シルバー・ガジェット」や「ゴールド・ガジェット」は特殊召喚できない。

なので出す順番としては「ブリキンギョ」→「シルバー・ガジェット」など→「ロックアンカー」→「グリーン・ガジェット」と連鎖させていくことになる。


「ザ・セブン・シンズ」の弱点は「緊急脱出装置」やコントロール奪取、怪獣などのリリース効果。
R以下環境は除去札が非常に強いので、破壊耐性があるのに結構死にやすかったりする。

「ザ・セブン・シンズ」をサポートするカードとしては「闇の幻影」がおもしろい。
闇属性モンスターを対象にした効果の発動を無効にして破壊することができる。

先行になった場合に、先に「ザ・セブン・シンズ」を盤面に立てておき「闇の幻影」を伏せておけると非常に強力。
だが使いどころが非常にかぎられるカードなので、ぶっちゃけ適当になんらかの除去札を入れておいたほうが強い。

しいて強みを上げるなら、カウンター罠(スペルスピード3)なので無効にされにくいこと。
……なのだが、そもそもR以下環境では効果や発動を無効にするカード(とくに魔法や罠を無効にするカード)がほぼ存在しないので、ほとんど意味がない。

ただし魅せプレイ用としては大アリ。
前述のとおり無効にするカードが非常に少ないので、油断している相手を驚かせることができる。
めっちゃ盛り上がる。

あと、相手モンスターに対しても使用できるので、相手が自身のモンスターを対象にした効果を発動したところを無効にして破壊できる。
こちらもほぼ魅せプレイ。


また「シルバー・ガジェット」と「ゴールド・ガジェット」の①手札から機械族・レベル4を特殊召喚する効果と②破壊されたときデッキからガジェットを特殊召喚する能力は、1ターンにどちらか片方しか使えないので注意。

「シルバー・ガジェット」→「ゴールド・ガジェット」→なんらかのガジェット、と連鎖して特殊召喚したターンに、破壊されてもデッキからべつのガジェット呼んでこれるもんねー、とそのままアタックして「破壊輪」などを発動されると普通に後続が途切れます。


・自由枠おすすめ
ガジェットデッキの例にもれず、このデッキも自由枠が多い。
自分の好みや環境によっても変わるが……。


除去札で最優先すべきは「サイクロン」。
「ザ・セブン・シンズ」の弱点であり採用率も高い「緊急脱出装置」を事前に割っておきたい。

ほかには、自身のモンスターを巻き込んでしまう「激流葬」も破壊耐性のある「ザ・セブン・シンズ」ならば遠慮なく発動できる。


サポート札としては「竜魂の幻泉」が強い。
効果は「リビングデッドの呼び声」とほぼ一緒。自分の墓地からモンスターを蘇生できる。

「ロックアンカー」を蘇生し「ザ・セブン・シンズ」に繋げるもよし。
効果の対象にならない「ドラッグラビオン」を蘇生して殴るもよし。
「ペイン・ゲイナー」を蘇生してその上に「ザ・セブン・シンズ」を重ねるもよし。
単純に、召喚権を使わずにレベル4モンスターを出すだけでもよし。

腐る場面がほぼない非常に使い勝手のよいカード。
とくにエースモンスターがいるような構築ならば、このデッキにかぎらずとりあえず入れておいて損がない。


残りは好みで。
R以下限定構築おすすめの汎用カードについて後日、動画を上げる予定なので、その中からお好きなものをチョイスしてもらえばいいかなと思います。

同じような効果でも強みが違ったりするので、比べて見ると結構おもしろいです。


・その他のカード
「SRメンコート」は「アイアン・ヴォルフ」しか展開できなかったときの保健です。

「SRメンコート」はダイレクトアタックされそうなときに手札から特殊召喚し、相手フィールドのモンスターをすべて守備表示にできます。

相手が8000点削り切れるだけの打点を揃えて攻撃してきたとき、「アイアン・ヴォルフ」からこのカードをサーチすることで、そのターンをしのぐことができます。

守備表示が存在しないリンクモンスターには無力ですが、R以下環境ではリンクモンスターは数が少ないためほとんどの場合で有効です。

また、「SRメンコート」が場に残ったまま自分のターンが回ってくることも多いので、手札が弱くても最低限は動けます。

理論上は「SRメンコート」と「アイアン・ヴォルフ」を複数枚積むことで、最大3ターン稼ぐことも可能です……が、さすがにこれはロマン。


・環境デッキへの対応など。
質問が来そうなことを事前に抑えとく。・遊戯王経験の99%はマスターデュエル。
小さいころクリスマスプレゼントでもらってほんのちょっとだけ触ったことあったけど、結局すぐにデュエルマスターズのほうに流れた。逆にデュエマは小学生ながら店舗の大会出たりしてた。
当時はボルバル全盛期。そんなの買えない小坊の自分はマリエルとアッシュ並べるロックデッキとかウェーブストライカーとかで戦ってた。

運がよかったのもあるやろうけど、ウェーブストライカーデッキでも20人くらいの大会で2位やったか3位やったかは取れてた。

次に遊戯王触ったのは大学生のころ。
友だちに誘われて「これめっちゃ強いから。とりあえずこれ2、3個買うだけで強いデッキ組めるから」ってストラクのマシンナーズ……という名のガジェットデッキ組んだ。

今、R以下縛りでガジェットデッキ使ってるのもこのときの影響が大きいです。
ちなみに当時は2、3回遊んだあと、インゼクターとかいうのにひき殺されて引退しました。

勝てるとはいったい……。

・R以下縛りガジェットデッキでプラチナ帯を目指す配信をしようと思ったら、配信する前にプラチナ帯に到達してしまった……。


・召喚する位置。
ランク戦においては、一番置いちゃいけないのはEXモンスターゾーン。ガジェットはリンク召喚しないし横に並びがちなデッキなので、通常のモンスターゾーンは開けておきたいところやけど、絶対にNG。

というのも閃刀姫デッキのカードの中に、相手のEXモンスターゾーンを参照するカードがある。
あとはサイバードラゴンデッキの「キメラテック・メガフリート・ドラゴン」は相手のEXモンスターゾーンのモンスターを融合素材にしてくる。

次にダメなのはEXモンスターゾーンの真下。
リンク1から「サクリファイス・アニマ」が出てきて、モンスターを奪われる。

最後にダメなのが、EXモンスターゾーンの左斜め下。
これはR以下限定構築でよく採用されているコーディネラル対策。モンスターのコントロールを入れ替える効果を持つ。

ぶっちゃけ実際にコイツが出て来ることってほとんどない。
けれどいざ飛んできてから困ったのでは遅いので、クセづけておいたほうがよい。

結論として、エースモンスターは一番右のモンスターゾーンに置くのが吉。

また先行の場合、魔法・罠カードは真ん中や左端に置くクセをつけておくのが吉。

伏せカードが「無限泡影」の場合、同列の魔法・罠カードも無効化できるから。
ブラフとして機能する。

実際に「無限泡影」だった場合、手グセで真ん中に魔法・罠カードをセットした相手を咎められるし、
ペンデュラム召喚を行う相手なら、労力を費やして端の伏せカードを割りにきてくれる。

伏せカードが1枚なら端に、2枚なら割られたくない方を真ん中に、本当に「無限泡影」を握っているなら真ん中に「無限泡影」を伏せておくのが吉。
手グセを咎められる機会は少なくない。

一方で、一番右にモンスターと縦に並べて置くと今度はジャックナイツの的になってしまうので注意。

大罪ガジェットデッキ

・デッキレシピ
~モンスター 20枚~
グリーン・ガジェット 3枚
レッド・ガジェット 3枚
イエロー・ガジェット 3枚
SRメンコート 1枚
シルバー・ガジェット 3枚
ゴールド・ガジェット 3枚
無限起動ロックアンカー 3枚
怪粉壊獣ガダーラ 1枚

~魔法 9枚~
焔聖剣-オートクレール 1枚
超重機回送 3枚
サイクロン 3枚
月の書 1枚
禁じられた聖杯 1枚

~罠 11枚~
激流葬 1枚
奈落の落とし穴 1枚
強制脱出装置 1枚
バージェストマ・オレノイデス 1枚
バージェストマ・ディノミスクス 1枚
迷い風 1枚
闇の幻影 1枚
デモンズ・チェーン 1枚
竜魂の幻泉 3枚

~EX 15枚~
聖光の宣告者 1枚
ジェムナイト・パール 1枚
No.50 ブラック・コーン号 1枚
No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン 1枚
No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサー 1枚
No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング 1枚
重装甲列車アイアン・ヴォルフ 2枚
No.70 デッドリー・シン 1枚
No.97 龍影神ドラッグラビオン 2枚
No.84 ペイン・ゲイナー 2枚
No.77 ザ・セブン・シンズ 2枚


そのうち、
怪粉壊獣ガダーラ 1枚
月の書 1枚
禁じられた聖杯 1枚
激流葬 1枚
奈落の落とし穴 1枚
強制脱出装置 1枚
バージェストマ・オレノイデス 1枚
バージェストマ・ディノミスクス 1枚
迷い風 1枚
闇の幻影 1枚
デモンズ・チェーン 1枚
の12枚は自由枠。
現状、ピン差しが多いのは筆者の趣味。

また「オートクレール」を用いた展開ルートはそこまで強いわけではないので、いっそ「オートクレール」と「デッドリー・シン」は抜いてしまって、自由枠に回したほうがぶっちゃけ強いかもしれない。


※2022/03/16 19:30追記
https://www.youtube.com/watch?v=q8UfKVc6CKQ
動画投稿しました!!!!

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