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わたしの世界からかわいいが消えてしまったら、

かわいいおかし。
いちごマシュマロを食べながら、かわいい曲。
目の前に映るキラキラなアイドル。

わたしももっと頑張って、誰かを笑顔に…。
なんて思ってしまってる。

マシュマロを手に持ち、かじりながら、文字を打つ。どこだか、忘れてしまうような違和感のする言葉が頭に浮かぶ。

頑張ろうとして頑張っても、頑張りたくて頑張る時も、本気を出すと宣言して頑張ろうとする時も、なぜだか、「これが本気っだ!」って思えなくて、頑張ってるはずなのに頑張っている感覚がない。頑張れないと言ってる割には、ちゃんと頑張れちゃうし、なんなんだろ。

楽しそうで、自分を持っているインフルエンサーたちに憧れているのか、サインの練習、歌の練習、ダンスのステップの練習、動画のネタ帳。かわいいもののに包まれたくて、かわいい空間にいたくて、輝いてみたくて、自分だけの見える世界を共有して喜んでもらいたいなんて、思った。願望を話すと押しつけちゃうみたいになるから、言葉選びが難しいけど、そんなとこかな。

ご飯食べずに、お菓子食べちゃって、どーなってんのかわからない。ご飯を食べた時、一口で飽きてしまった気がした。もしかしたら、お腹がすいてなかったのかもしれない。でも、マシュマロ、もうないよ。自分は、本当は、お腹すいてるのか。

同時進行みたいに、頭の中で色んな言葉が浮かんでいる。

困ったね、頭ひとつしかないのに、何個考えてんだろ。

手がポキポキなって痛いとか、
アイドルのオーラいいな~とか、
進路やばいどうしよ、
通知来てるどうしよ、なんて返すのがいい?
とりま、逃げる?現実から。
寝るか、ゲームか、おかしだな、いや課題でしょ。

とかっ。考えてる。

近い未来の課題と少し遠い進路のこと以外そこまで重要じゃなさそうだけど、今の自分にはどれもピンチでさ、話がズレていってて、どう話を戻そうかも実は考えてる。

何を書こうか忘れてしまった今、なんとなく、最初にかきたかったことを思い出した。

自分からもし「かわいい」が消えてしまったり、見えなくなってしまった瞬間、私の見える世界、心の世界の一面が、白紙のように、なってしまう気がした。なぜだか、不安や恐怖よりも怖いことが襲いかかってくる気配を感じた。自分が自分じゃなくなる感覚は過去に味わったような気がしたから、そこまで怖いことはないはずだけど、ビビることはあると思った。なんだろ、自分がいなくなるような感じがした。憧れの存在は時間と共に変わったりするみたいな、自分が自分以外から聞いた否定文を裏返して活かせる自信がないみたいな心情なのかな。

時々、自分と全く同じ人がいたらなーって思う時がある。趣味も性格も似てるのかと、想像するけど、どっちの自分も前に進む勇気がないんだよね。新しい場所へのチャレンジはできていたけど、その行動が疲れてしまったんだと思う。無理をしてまで、自分を隠し通すことへの苦痛の現れなのかもしれない。でも、誰かにとっての自分のあり方を知ってしまったら、何重にコートを着てでも頑張ってた方が否定されることがあまりなく、気持ちが楽なのかもしれない。自分は傷ついてるくせに。ね、
最終的には、この全部の悩みは、宇宙から見たら些細なことなんだろうな。本が少し傾いていても、草が少し伸びていても、違和感がなく、気づけないようなことに近いのかな。

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