知りたくなかった、

知りたくなかった。
人間ってさ、毎日のように選択肢が次々と現れて、米粒より小さな問題からタワーと同じぐらい大きな問題。色んな大きさの課題と、その重さに耐えなきゃ生きていないの…？

感情なんて、なくなればいいのに。

そんな言葉が頭の中でぐるぐるしていた。

この世界に存在しなければ、
歩けなければ、
手がなければ、
目がなければ、
耳がなければ、
口がなければ、
動かなければ、
思考回路が止まれば、
考えることができなければ、
なにもできなければ、

なにが私にとって幸せなの？
どんな人生送りたいの？
将来どうしたい？
どうなりたい？

質問されても分からない。
将来は不安でしかない。

楽しそうに会話する人々、何が楽しいの、
どうして、そんなに楽しそうなの、

私に疑問してきてる人と同じように、自分の心の中の疑問が増えてくる。その瞬間じゃないと、分からないのにね、

どうしてかなんて、言葉で表さなくても、分かってるはずなのに、悩めば悩むほど分からなくなって、自分自身の行き場も分からなくなってる。先を読めば先を読むほど、分かってるのに、直前のことは、あいまいなままがいいなんて思ってる。

誰に聞いたって分からないよ。
あなたの人生だもん。

みたいな感じで伝えられても、知らないよ。

好きなこと、したいこと、あったのにさ、また考え出すから、分からなくなった。

友達の悩み相談には、「たくさん悩めばいいよ〜」っなんて、ありったけのセリフを口にするくせに、自分のこととなるとさ、そんな言葉より、答えを求めちゃってさ、自分で考えても決められなくてさ、誰かに聞いても、「あなたの人生だから」のこの一言で最終的に終わる。

なーにが、私の人生だよ、
人間味なんていらないよ。
頭がおかしくなる。

目がついてて、ウヨウヨしてて、急に騒ぐし、動くし、気持ち悪くみえた時がある。
でもさ、人間いないと、生活できないしさ、そもそも、何も起きてないんだよね。ってなると、聖書にたどり着いちゃうことになるんだよね。

意味わからないよ。

考えたくないのに、何も考えないようにすると余計に脳みそが動く。

あなたは、この職業あってるとか、天職だとか、これがあってなさそうとか、指図しないでよ、
最後には、あなたの人生だから、あなたが決めなって話すんだったら、最初から何も話さないで、聞きたくなかったよ、その言葉なんか。

答えを求めて、必死なの。歩いてんの。
大人になればなるほど、社会の仕組みと同時に闇が見えて、おかしいことになってるの。分かってよ、分からないよね、全く同じ人はいないし、理解しようとしてるだけで十分なのにさ、同じような人探して、落ち着きたくて、バカみたい。散々、自分らしくとか、自分のペースとか、叩き込んだり、テストの点数で見下して、安心したい人の気持ちとかも少しは分かってるはずなのに、
見えることも、違うのわかってるのに、
恵まれた環境にいることも、分かってるのに、
何をそんなに怯えてるの、
何がおかしいの、
何から逃げてるの、
どこまでにげれば、気が晴れるの

バイトに行けば、あなたはキラキラしたところが似合う、輝いてるバイトしなよって、
初対面でその言葉聞いても、どうすればいいかわかんないよ。行き場がこれ以上ないように見えて、あるってことなの？
どーゆことなの、

こんなにも、大人が辛そうで大変そうで、内に秘めた声が出せないなんて、輝いてなかったなんて、知りたくなかったよ、

それは、人間減るわ、謎の理解が増える。
来世なんて望みたくもないから、生命線切ろうかな。助けを求めてる人に臓器を提供してさ、

もう行きたくないし、生きたくない。
なに頑張っちゃってるんだろう、
はやく解放されればいいのに、
なんでまだ生きてんだろ、
怪我をすることも怖い自分だから、生きてるしかないし、生きてればたまにいい事起きるの知ってるし、知りたくなかったな。いろいろ。

疲れちゃったな、人生。

いつかこんな悩みも、「あー、そーゆー時期あったな」なんて誤魔化せるのも知ってるんだけどね。