見出し画像

ブラインドタッチ

昔、文学少年でした。

詩を読み、小説を読み、自分でも書きましたねぇ。

長い手紙を書くのも好きでした。

自分で勝手に新聞発行してましたねぇ。

無理矢理友達に送りつけて発行してました。

記事書くの好きだったんですね。殆ど脱力ギャグみたいな内容でしたが。

そんなわけで、文章書くの好きだったんですね、、、。

で、なんというか、俺くらい書き慣れてくるとだね、

「ペン先で考える」感覚ってのが出来てくるんですねー、、、。

頭で考えて書くのでななく、ペン先で考えるんです、ほんとに。

なので、万年筆で文章を書くのは快感でした。


あの、万年筆のペン先と紙との心地よい摩擦、あの感触で文章が書けるんですねぇ、、、。


それがワープロになり、パソコンになり、感覚の違いに随分とまどいました。

キーボードだと、なかなかうまく文章が書けないんですよね、、、。


俺ね、中学生の頃、タイプライター持ってたんですわ。

なんで持ってたかというと、

「かっこいいから」

だったんですね。


イタリア製のの赤いタイプライターがむちゃくちゃかっこえくて、

買ったんですよ。


あのころ、中学生にもかかわらず、アパートで一人暮らししてましたので

(生活費は父親が月に一回持ってきてくれていた)、

食費をけずってタイプライター買ったんですねー。

ネットで画像を探してみた。

こんなんだったかな、

ケースがバケツみたいになって、

もっと真っ赤で、かっこえかった。

イタリアの olivetti
んで、通信教育でちょっと勉強しました。

すぐ飽きてやめましたが、、、。

ただ、それをやった為に、キーボードはブラインドタッチで打てる感じが手に残っ

ていて、パソコンを使う様になってから、すぐ、手が思い出してくれたんですね、、、。


なので、打つのはすぐ出来たのですが、やはり、文章が書けなかった。


文章はどうしてもペンじゃないと書けなかった、、、、。


それから20年、やっとキーボードでもなんとか文章が書ける感覚が少し出てき

た。

なので、こうして毎日日記を書いたり出来ている、、、。


そんな訳で、自分としては今のところ、キーボードに勝る入力方法は無いのでござるよ。

音声入力とかやったら、また感覚が違って文章書けないだろうな、、、。

なので、ケータイ、スマホは絶対無理。


一行メールみたいなものなら書けても、文章は無理。

今のところ、どうしてもキーボードですね、それ以外考えられない、、、。

そのキーボードも、大きさとかタッチとか、色々有りますが、

今これを書いているこのパソコン、いつのだかわからんくそ安いこのNECの、

ジャンク品みたいな、このノートパソコン、きもちわるいパソコン

打ちやすいんですわ。大きくて。


とても快適なのであります。


すっかり新しいパソコンを買う気が失せております。

かわいひでとしホームページ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?