ブライダル映像のエンディング撮影のノウハウ
ブライダルの記録映像に関して具体的なノウハウを書き記すつもりでいるが、その前にエンディングいわゆる撮って出しに関して記したい。
私がブライダル映像の仕事を始めた2000年代初頭にはまだ撮って出しはなかった。2000年代初頭から徐々にノンリニア編集が業務から一般に広がる時期で10年代になってからどこの式場でも撮って出しをやるようになっていた。
ある意味この分野は新しい分野である。今はネットで検索すればいろんな業者や個人が出てくる。それぞれに考えやノウハウがあるが私なりに記録としてここにノウハウを記す。
ブライダルの撮って出しは大きく分けて二つある
①顧客個人に営業する
②結婚式場のサービスとして作成する
私はバリバリ②に人なんでそのノウハウを記す。
【用意するもの】
①カメラ2台、レンズ2本
②ジンバル、一脚
③DVDを書き出すためのPC
④好きな編集ソフト
①カメラ2台は一眼でなるべくフルサイズかつオートフォーカスが効くものが良い。結婚式場が暗いことが多いからだ。最近はソニーのカメラを選択する業者が多いが、色にこだわるならCanonが個人的は好きだ。
私はFX3とα7Ⅲに1635GM、2470GM、70200GMの大三元でやりくりしている。会場が狭い時は1635GMを選択しない場合がある。これが逆に思えるかもしれないが、狭い会場を広角で撮ると余計なものが気になってしまう。なので、狭い会場は逆に70200で攻める。
②ジンバルと一脚は2人でやる場合が多い。一人で二つをこなすのは相当な慣れが必要になる。結婚式は流れが早すぎてチェンジしていると撮影が雑になってしまう。なので一人でやる場合はジンバルのみでこなすことが多い。ただ、動と静を考えるとジンバルだけだとちょっと物足りなく感じる。あとジンバルはFIXしたくても心理的に動きたくなってしまう気がする
③に関しては結婚式場の都合で割と必須である。今時DVD?というのは良く言われるがこれは内部にいると事情がわかる。その事情は・・・
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