#013 「10X思考」ブログを10倍書いてみるには・・・?
概要
10X思考は、ブレインストーミングの意味でとても有効なメソッドだと思いました。何かのアウトプットを改善したい時、「今よりも10倍目標値を上げた時、1番にやるべきことは何か」みたいな感じで限界を突破するために必要なアイデアをあげるのに役に立ちます。
不良品検知の画像処理AIの技術であれば、「見逃しを1/10にする」
ブログであれば、「週1回のブログ投稿を週10回にする」
製品の販売であれば、「東北エリアの販売数を10倍にする」
マーケティングであれば、「引き合いの件数を10倍にする」
年収であれば、「年収を10倍にする」
(よくある吊り広告みたいになってしまった😇)
などなど。「10倍にするにはどうすれば実現できそうか」という視点で物事を考える習慣はとても良いように思いました。10倍するにあたって障害となる事項に目が行き届くので、解像度が上がります。もちろん、「そもそも10倍は潜在顧客数的に無理でした」みたいな状況もあり得ますが。
私の10Xの目標案「ブログの頻度を10倍にする」
失敗したって良いし、三日坊主になってしまっても良いが、私が最近決めた目標はこんな感じです。
今までは月に3~4本だったのですが、最近あまりにインプットが足りなさすぎるかつアウトプットできていないことが気になっており、思い切って「毎日投稿すること(=30本/月)」を目標に立てました。ぼんやりと何かしたいと思索するよりも、一旦「決めること」で逃げ道を無くすというのも裏の理由です。
なぜブログなのか
文章を書くことが好きだからです。私にとって書くことはあんまり負担ではなく、5年日記も継続して続けていたりします。どうせなら好きなことを気ままに続けていきたいと思っての「ブログ」です。場所はどこでも良いですが、日本で1番読者層の多そうなnoteを今回選んでいます。
あとは「文章力を上げたい!」というのが素直な気持ちです。「インプットしたことをわかりやすく他人に伝えるスキル」は、きっと泥臭く書き続けることによってしか磨かれない経験値ベースのものだと思っています。
生成モデルの文章があれば文章力は不要なのではないか?
大規模言語モデル(ChatGPTなど)の台頭で簡単に文章を生成することはできますが、「生成した文章を自分でも書くことができること」というのは廃れない価値だと思います。英語の翻訳機が発達していますが、「英語力は不要か?」と言われるとまだ捨てきれないはずです。それは、「リアルなコミュニケーション」が依然として大きな効果があるからだと思います。
⭕️翻訳ソフトなしで日本語で話しかけてくれる外国人
🔺翻訳ソフトの画面をかざして話しかけてくる外国人
とでは、やはり会話する時の熱量の交換(好感度?)は大きく変わると思います。私は日本語で話しかけてくれる外国人に好感が持てます。欧米人にとっての日本人も同じだと思います。
それと同じで、
⭕️「生成AIを使って立派な文章が書ける」が「リアルではコミュニケーション苦手」な人
❌「生成AIを使って立派な文章が書けない」が「リアルではコミュニケーションが上手」な人
だと、やはりリアルでコミュニケーション取れる人の方に話しかけたいです。コミュニケーションスキルは、どんな仕事をするにしてもこれからする上でずっと必要になってくる
そういう背景から、「生成モデルの文章があれば文章力は不要なのではないか?」というのはNOだと思っています。
ブログの頻度を計測
この目標を立てた時、とりあえず計測してみようということで記事のタイトルに序数(#013など)をつけてモチベーション維持するための工夫をしました。細かく色々と考えず、「学んだ」と思ったポイントはシンプルに書き起こしていきます。一年が終わる頃、順調にいけば300本以上の記事ができていますが、
自分の興味がどんなところにあるのか
自分はどんなことを学んできたのか
が定量的に把握できるようになります。
学びにはこだわるが記事のクオリティにはあんまり拘らない
文章力を向上することも目的ではあるので読者を意識した読みやすい文章構成は意識していきたいところです。結構難しいですが練習あるのみですね。
❌校正にこだわる(誤字脱字など。閲覧数が増えてきたら校正検討
⭕️構成にはこだわる(背景/目的/手法/結果/考察など)
私の目標は「自分の興味の把握」と「学んだことの定着」で、作家を目指しているわけではありません。巧みな文章を書くとか、2万字の力作記事を公開してバズりたいとかではないので、短くても続けることに重きを置いていきたいと思います。なので、学んだことが把握できる内容なら100文字のTwitter投稿レベルの記事でも全く問題ないと思っています。
❌長い記事を出す
⭕️短くてもOK
記事作成の生産性にはこだわる
短い時間で記事を書くことができれば、それだけ短時間で学びの量は広がると思うので、記事執筆時間にはこだわっていきたいです。「記事を書く時間を長めにかければ学びの量や質が上がるのか?」と問われると、必ずしもそうではないと思うので、以下のようなルールを設けました。「短い時間で成果を上げることができる補助ツール」は積極的に活用していくスタイルです。
⭕️1時間以内に記事にまとめる
⭕ヘッダー画像や構成はテンプレートを使用する
⭕️執筆補助としてChatGPTを使う(広い視野、深い視点を獲得するため)
⭕️DALL-Eを積極的に使ってイラストを生成する(時短のため)
❌ChatGPTの文章をそのまま記載する(自分の文章力向上にならないため)
などなど。
今回、後半は自分の目標について長々と語ってしまいましたが、10X思考はブレインストーミングとして結構実用的なのでおすすめです。
おしまい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?