「兄よ、なぜトイレで……」

 今日は日曜日でその前の木曜が通院の日。検査結果の数値自慢と恒例の待合室の足撮影はすでに別の場所でやったのだけどここにも挙げておこう。

通院日の足の撮影を始めてから3年くらい

 たぶん、だけど、木曜の通院の帰りの薬もらった時の薬剤師との会話を最後として、声をだしていない独り言もいっていない。
 仕事をしてた時は独り言がかなり多かった。自分で自分の声に気が付いてなんで私はしゃべってんだろうと驚いたことがある。だいたい講義内容を頭に思い浮かべながら当該箇所の説明を頭の中でしていたのがそのまま声に出ていたものだ。たしか、二十年くらい前に弟に、
「兄よ、なぜトイレで一人でしゃべってるのか。とてつもなく怖くてキモいんですけど」(大意)
と指摘されて、ああそういえば声に出していたなと自覚するようになった。知らず知らず声が出ていた。仕事場への行き帰りにもそういうことが頻繁にあった、というか、ほぼ毎日、そういうベシャリの組み立てを思い浮かべながら独り言をいうておった。

 仕事を辞めてから、まるで独り言をいわなくなった。そういう頭の中での講義組み立て準備練習をしなくてもよくなったからだと思うが、今日、しばらく声を出しておらんなあと思い、時間を計算すると、76時間くらい声を出していない。この際なのであとどれだけ声を出さないか頑張ってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?