広沢虎造の『清水次郎長伝』かなり長い、ワーグナーの指環かと思う

 広沢虎造の『清水次郎長伝』かなり長い。CDだと15~17枚のようだ。私はCDが出る前のカセットテープ時代。ニーベルングの指環みたいに長い。あれをオペラにするといい……とここまで書いて、いやもう大衆演劇や映画に山ほどなっているから、オペラにするとしたら、現代社会に置き換えたものにするとなかなかよいかなと思う。

 ニーベルングの指環を大昔、クラシック板の名無しさんが、舞台を日本に、アルベリヒを川で金属拾いのガタロにかえて、かなりうまいこと書いてたので、そういう感じで次郎長伝を現代に、と思ったが、確か二十数年前、ビジネスマン物としての次郎長伝をどこかのテレビ局が作ってる。たいして面白くもなかったはずだ、いや、かなり面白くなかったつまらなかった駄作だった。
 私は「なんだこのアレンジwww滅べ」と思った。バイロイト的に表現すると第一回目から終わった瞬間の「ブー!」(ブーイング)だ。

 虎造のそれには、幕末のヒールの博徒として何人かの名前が挙がっている。以前書いたように、次郎長が善なのは浪曲の中のフィクション、現実にはさほど善人でも立派なやつでもない。そのヒール役の幕末博徒(楽市楽座のようだな発音すると)を検索すると、現代の暴力団にそのまま残っていたりするのも面白い。

 次回、その中の一人を取り上げようかな。最近、そのヒールの末裔がニュースになっていた。百数十年経過してあのヒールの末裔どもは、とうとうあとかたもなくなってしもうた。

 その悪役の幕末博徒とは!

 ちょうど時間となりました。またのご縁とおあずかり。

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