先日から彫師を名乗ることにした

 現在日本の中にあるであろうコンビニチェーンの中で、もっとも安く且つ商品の充実している、北海道をほぼ網羅しているそこで、昨日の外出の帰り道、家でサラダを作るのもめんどくさいわの気持ちが高まり、商品名に「一日で食べなきゃならん野菜1/2を詰め込みましたサラダ(みたいな名前)税込み429円(今確認した)、山わさびおにぎり120円か125円、鶏むね肉ちいさめ一個を茹でて味付けしただけのサラダチキンとかいうやつ300円くらい、会計時にたしか840円くらい払うたので「ぶははずいぶん高い一食分を買うてしもうたわい、あと言うとくがあの野菜詰込みおしゃれサラダはたいしたもんじゃない、レタスでかさまししてある。あれを買うんだったら野沢菜の漬物2パックの方がいい野菜が摂取できる。
 ちょっとした薬の飲み合わせの悪さでそのくらいの気分になったがコストがかかりすぎる二度と買わない。
 
 自分の足に器用にタトゥーを入れることができるようになったので先日から彫師を名乗ることにした。タトゥーアーティストでもよい。壊滅的に絵がヘタクソなので細密画のようなものはできない。ただ、タトゥーで細密画をいれてもあまり意味はないかもしれない。数年で少しにじんでくる。
 これからタトゥーをいれたいと思う方は、色がにじんで多少細部が不明確になってもかまわんようなデザインにするといい。
 師匠もいない先生もいないままひとり立ちした彫師なので一本独鈷の半可打ち彫師ということになる。客がこないと話にならないのだけど、私はとても狭量で狷介なのでほぼ客をとらないかもしれない。まず客を呼べるスタジオをまだ持ってない。出張ならなんとかできる。宣伝もきっとあまりしない。知り合い何人かに伝えたら「わたしに彫れ」と希望してきた方がいた。な、カワイはいい知人を持ってるだろう。ちいさいホクロみたいなのなら無料でいれてさしあげよう。あと棒人間くらいいれてあげよう。

 日本タトゥーイスト協会という一般社団法人がある。私の大嫌いな高須克弥の名前がそこにある。どうせ名義貸しだろうが、あそこにあの名前があるうちは絶対に所属しない。所属しなくても問題ない。ただの何の拘束力もない一般社団法人だから。だいたい高須なんかに声をかけるなバカども。


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