そこはただの冷凍餃子の置き場所(6ツイート分くらい)

 私の人生の中で、ネオン街(表現が古い)とは一瞬だけ付き合いがあった。当時交際していた女性が酒飲みだったからだ。
 私の人生の中で、お酒とも一瞬だけ付き合いがあった。当時交際していた女性が酒飲みだったからだ。
 交際初期にこんなよい気分になるものがあるのかと思うて私の生活に飲酒が取り入れられたのだが、交際途中の私の食生活改善行動と同時に私は酒を飲まなくなった。
 交際が終わりそのまま飲酒は私の生活に取り入れられず、現在に至る。その食生活改善行動も途中で辞めてしもうてその結果が三年前だ。

 その、ほぼ私の人生に無関係で、きっとこの先も無関係であろうなあというネオン街を夜に車で通り過ぎることがあるのだけど、ここにある店が全部客で埋まっているわけがないよなwwwそれでも自分の店を持ちたがるんだよなみんなwwwうん気持ちはわかるよ実際に実行してこんなもん長持ちしないわも体験したもの。
 そうだそうだ無人店舗の餃子屋がつぶれていってるらしいのを知った。店舗も無人で客も来ないからきっとずっとその場所は無人だったんだろう。そこはただの冷凍餃子の置き場所。

 ネオン街にはだいたいならず者どもがたまる。不動産の、値段の高いネオン街物件をみながら、これがもしその不動産価格の十分の一なら私は買うだろうかいや当然売る時もそのくらいの相場だったらという仮定で、買って質の悪い酔客やその地を仕切るならず者どもと関わりながら残りの人生を過ごすか?いやまっぴらごめんだなんでわざわざ危ないところに自分から行くものかwww歓楽街のならず者どもネオン街の悪党どもに混ざらない人生のまま終わらせたい。今の生活ですでに十分、普通人のツラをして普通の生活をしている所謂ならず者ではないそいつらとも関わりたくないのだもの。

 先週、東京に日帰り旅行する気満々だったのだけど、ちょっと時期がずれてしもうたので東京日帰り旅行はなくなった。これだよだから数日でいろいろ私の心の中に変化があるのだもの一週間先の安い飛行機チケットなんか危なっかしくて予約もできない。思い返してみるとたしかずっとそういう人生。半年先の予約、一年先の予約なんかした記憶もない。いま身体中に入っているタトゥーも、一番最初はキャンセル空きにその日に入れるという思いつきからだった。あのキャンセル空きがなかったら、きっとまだ私は「タトゥー入れてみたいなあでもよくわかんないしなあ」で身体髪膚守って過ごしていたんじゃないかと思う。今の気持ちかい、入れて大正解だったよこんなに楽しいものはない後悔の念はひとかけらもない。あるとしたら、
「もっと早く身体中をタトゥーまみれにしておけばよかった」
という後悔くらいだ。

 飲食物に対して執着がなくなると、病院待合室くらいでしかみないテレビ、ネットに流れてくる広告や投稿、9割ぐらいが飲食物だなあと感じる。私はもうこのまま同じものを同じ分量だけ食らう生活でOKになってしもうたので、歓楽街ネオン街の物件を手に入れても使い道がないなあと思う。そこを改装して住居として住んでもいいのだけど、なんでわざわざネオン街に住まなきゃならんのだ、今の私の耳に聞こえるのはPCのファンの音だけだ。 
 
 

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