見出し画像

尼崎で焼肉なら、アマの焼肉ニューじゅん亭に行けっ!

ウホッここも600円からランチやってるよ。 しかも11時から店が開いたよ。 凄えなJR尼崎は。

JR尼崎駅前の躍進は著しい。
尼崎市が威信をかけて行なっている都市再開発事業によって見違えるように変遷を果たした。いや現在進行形で果たし続けている。

大型ショッピングモール・あまがさきキューズモールを重心にタワーマンションならびにそれに類する高層ビルが立ち並び、駅チカだけで生活ひいては人生すらも完結する「パーフェクト・コンパクトシティ」が産声を上げる時を今か今かと待ち望んでいるのだ。

だが、あまがさきキューズモール側の施設ばかりに目を向けていると本質を見誤る。
その周縁部分にも有力施設の数々があり、あたかも虎視眈々と猪木の首を狙っているようなこんなで昭和末期の新日本プロレス状態なのだ。
さしづめコンクリートジャングルで日夜繰り広げられる産みの苦しみである。

今日はJR尼崎駅から北東に3分のところにある「アマの焼肉ニューじゅん亭」を紹介しよう。

ニューじゅん亭尼崎駅前パーク 11時〜

洗練された軒先

およそ焼肉屋とは思えないシルバーに輝く軒先が目印であり、ラ・ヴェール尼崎というタワーマンションの一階に「アマの焼肉ニューじゅん亭尼崎駅前パーク」は軒を構えている。
尼崎といえば一昔前までは「下町」のイメージが色濃かったが今は昔であり、すこぶる洗練されてきている。

もはやダウンタウンの時代ではないのかねえ。

ヤンタン木曜日と夕焼けの松ちゃん浜ちゃんはムッチャ面白かったけどね。


600円ランチという魂を揺さぶるメニュー

ランチメニュー600円〜

昨日紹介した同じくJR尼崎の「居酒屋・金魚さん」のランチは500円〜という驚愕のものであった。
だが、
だからこそ周辺店舗もうかうかしていられない。
競合メニューを出して「金魚包囲網」を敷いているのだ。
その一端がこのじゅん亭さんにおける「コロッケランチ600円」である。

画像右上方、明らかに一つだけ安いっ。
これは明確に金魚を意識したものだと思われる。
廉売用のメニューを一つに絞って利益率を担保する上手い戦術だねえ。

サービスランチは「1250円」だから、お値段はなかなかに張る。

とはいえワタシは見逃さなかった。
「880円」で「焼肉&メンチカツランチ」がワタシをカモンしているのを。

焼肉&メンチカツランチ 880円 お値段的にやっぱこれっしょ!!

質は及第点以上、量は満足以上

きたっ。
最近じゃあ着丼っていうんかい??
着丼したっっ。
ご飯大盛りも無料だったので当然大盛りにしたっっ。

特盛450g お茶碗2杯分 無料

大盛りの上に特盛りがあって、450グラムだったけど流石に自重した。
年かなあ。
でも、大盛りでも350グラムあるから必要にして十分以上は間違いない。
なんて空を眺めながら思案に耽っていると、山盛りなってご飯きたっっ。
大盛りでも凄えよ。
こりゃあたまげたねえ。

焼肉は、うんうん、こりゃ焼肉やっ。
メンチカツも、うんうん、こりゃメンチカツやっ。
お味噌汁は、
あっっこれっっすこぶるっ美味いぃっっつ。

お味噌汁と共にご飯が進む。
山盛りのご飯が瞬く間に平らげられていく。


焼肉、メンチカツの質は凡百の域を出ないが、お味噌汁の滋味ぶりはちょっと880円のお値段からは考えられない。
つまりはお値打ちの品である。
ん?
ということは、600円のコロッケランチでもこの滋味なるお味噌汁を堪能できるということか??

ならば600円のコロッケランチでリーズナブルにお茶を濁すのも十分にありだ。


じゅん亭さんの料理はお味噌汁を除けば質こそ凡百の域から抜け出そうと努力の最中ではあるが、
量は控えめにいって神懸っている。

だから、
JR尼崎で早めのランチを腹一杯喰らいたくなったら、じゅん亭さんにいくのが最善手かもしれない。



老舗のタワマン

ラ・ヴェール尼崎

このニューじゅん亭さんが一階に入っている建物は「ラ・ヴェール尼崎」というタワーマンションだ。
1997年施工だから、タワマンとしては年季が入っている部類だろう。
だが、見上げる限り綺麗な景観だし古さなんて微塵も感じさせない外観だねえ。



もし一番上の部屋にアントワネットばりに幽閉されたら何をしよう。

食べログで安くて美味い店を調べようかなっ。

夢をだらしなく膨らます戦いは始まったばかりだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?