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「生理用品」の歴史

こんにちは。「月経カップ普及プロジェクト」責任者の川原晶(かわはらしょう)です。

今日は 生理用品の歴史 ということでお話ししていきたいと思っています。

では、いってみよー!!

小学校高学年くらいから50歳くらいまでに、女性に毎月訪れる『生理の日』人によっては、激しい生理痛や体調不良によって悩まされることもあり、それを男性にあまり理解してもらえず苦しんでいる女性の方も少なくはないと思います。

日本で記録に残っている最初の生理用品は、平安時代に円融天皇に献上されたとされている「月帯(かがれぬの)」と呼ばれるものがありました。ふんどしに近いような形をしていて、本体と体の間に当て布(経血を吸い取るためのもの)をしてその上から月帯を巻いていました。

 しかしこれは貴族しか使えず、庶民は植物の葉などを挟んでいたり、貴族のお古の月帯を使用していたと言われています。江戸時代などでは和紙を挟んでいたと言われています。

明治時代になると、『脱脂綿』が登場し、現代のタンポンに近い形で直接挿入して使うなどしていました。第二次世界大戦中は脱脂綿の使用が禁じられたため、その代わりに『紙綿』が使われました。

そして、現在日本でもっとも普及している「生理用ナプキン」が日本に登場したのが、第二次世界大戦終戦16年後の1961年(昭和36)に発売された『アンネナプキン』脱脂綿よりも5倍以上の吸収力、使用後はトイレに流すことができることから爆発的に普及していきました。

生理の日がアンネの日と呼ばれるのはこのことのためです。

その後様々な、タンポン、月経カップ、布ナプキン、ムーンパンツなどが登場していきました。


ざっくりですが、このような歴史を辿ってきています。

このように僕らは深い歴史を辿ってきていますが、現在の後進国、発展途上国と呼ばれる国の方々のこう言った歴史を作る場面を奴隷や植民地における強制労働によって奪ってきてしまいました。だからこそ、支援という名目ではありますが、これは謝罪でもあり償いでもあります。

皆さんの手で月経カップを普及していきましょう。

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ではまた。