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コミュマネは引継ぎのタイミングで真価が問われるのだ。

先ほど、コミュニティのお仕事をしている『ふがしさん』とスペースでお話をしていたら「コミュマネの引継ぎって大変じゃないですか」という話題がかなり盛り上がりましてね。

ふわふわと雑談するはずが、スイッチが入ってガチってしまった。普段は、ずぼらおじさんなのに。しかしこの問いは面白かったので改めて考えを整理しておこうと思う。

企業のコミュニティ担当者の現実

ぼくは仕事、プライベート、ともにコミュニティに関わっている。コミュニティを動かすのはひとなので属人性が必要だ。人間関係はマニュアル通りにいかないしね。だから、運営チームはスキルと個性とのバランスを考えながら役割分担をしていく。

こうして、サービスや商品のファンとコミュニケーションをとりはじめるとはじめは企業の担当者とユーザーだった線引きがだんだんあいまいになっていき、混ざり合うとコミュニティの形ができあがる。

ここで大事なのは『混ざり合ってコミュニティになる』ということ

いつのまにか運営チームのひとは『●●会社のひと』から『●●さん』へと認識が変わるはずだ。企業のひとから一人のひととしての付き合いに軸足が動いていく。担当者にとってのコミュニティへの思い入れも強くなる。

しかし。それくらいのタイミングで決まって発生するのが担当者変更。困るよね。企業の原理は残酷なもので、慣れたころに人事異動がやってくるものだ。

で、コミュニティマネージャーが変わったりして、「あれ?思ってたんと違う?」みたいに引き継いだとたんに壁にぶち当たっちゃうのだ。

本来、チームマネジメントとコミュニティマネジメントは考え方や求められるスキルや振る舞いが違うので、丁寧に引継ぎやインプットをしてから運営を行うのが理想なんだけど、来月から異動!ってなるんだよね…。

これが冒頭ででてきた引継ぎの大変さと思われる。じぶんで動かして肌感覚を持っていない上司は何が起こっているのかわからないし、現場がバタバタして結果が出なければコミュニティ施策もやめてしまうかもしれない。

まとめると、引継ぎがうまくできている企業コミュニティはコミュニティへの理解が深くてイケてるということかな。

たまにはスペースもいいですね!
それでは今日はこの辺で。



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