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コミュニティ運営に関する記事

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コミュニティや組織運営をしていて言語化できたトピックス、ひとの営みに関する問いと気づきを日々まとめています。気まぐれ更新なのでマガジンのフォローをしていただくのがオススメです。
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2023年12月の記事一覧

来年のコミュニティ研究のテーマについて考えているの巻

2023年がおわりに近づいてきて、コルクラボでは2024年に向けての準備がスタートしている。これまで6年間、オンラインサロンブームやコロナの期間を経て形や運営のスタイルが変わってきた。 スローガンは、はじめは『無駄なことをやりすぎて贅沢なときを過ごす』だった。仕事では挑戦できないことをコミュニティで挑戦したり、やりすぎるくらい遊ぼうぜっていう願いがあった。 それから時は流れて、現在のスローガンは『あなたが好きなあなたでいる』になっている。何者かになろうと一生懸命がんばるの

『タスク分担の落としあな』と向き合うためのコツ

先日、エコロジカル・アプローチについてnoteを書いた。ついでにその脳ミソで生活を見直してみようと過ごしてきたんだけど、抜群なタイミングで関連する話題がふってきたのでそのことを書いておこうと思う。 先日のnoteはこちら↓ あるコミュニティマネージャーとよもやまをしていたときの話題。 「コミュニティ運営が大変なので、メンバーでタスクを分担して負担を減らしたいと思っているんだけどやらされ感がでちゃうんですよね」 これだ。タスク分担問題。 例えば、5つの作業を1人で行う

親族ってやっぱりコミュニティだよね

親族のクリスマス会が無事に終わりましてね。片付けをしながら今年もひとりも欠けることなく過ごせたのがまぁすごいよねと話していたところだ。 あだ名で呼び合う我が親族について↓ ぼくの兄弟は、弟2人が大学進学してから10年以上は全員そろう機会がすくなくなっていた。結婚式で家族写真を撮った際にはなんと、ぼくが一番背が低くて驚いたくらいだ。 そんな兄弟関係も家族や子どもができることでびっくりするくらいサクッと変わってしまうのだから不思議だ。ぼくはそうでもなかったんだけど、弟2人は

エコロジカル・アプローチは適応力のある人材育成に最適である

コルクラボ12月の定例会。今回はサディこと佐渡島さんと、スポーツコーチの植田文也さんの対談を聴いた。植田さんは『エコロジカル・アプローチ』の著者でもあり、スポーツの世界で運動理論を研究&実践されているといういわゆる『コーチのコーチ』だ。 エコロジカルアプローチとは、スポーツの世界でよくある反復練習から型を学ぶようなアプローチ(伝統的アプローチというらしい)とは違い、環境や関係性に合わせて対応していく変動性を重視するアプローチをさす。 サッカーの世界でいうと、欧州のサッカー

【日記】ベトナム料理を食べていろいろ思い出すの巻

ぼくは海外旅行が好きだ。行った国の数はもう答えることができないくらい多い。なぜなら、ぼくが旅をしたあとにスーダンが2つに分かれたり、ナゴルノカラバフはアルメニアになったり、パレスチナは国か地域か微妙だったり…世界は常に変化しており正確なカウントがよくわからないのである。 それくらい旅が好きなので、定期的に、ああ旅行行きたいなーと放浪したい熱が高まってしまう。そこで、ぼくはじぶん自身の熱を下げるために定期的に海外系の料理屋に行くことにしている。 最近も熱が高まりつつあったの

【日記】アイディア出しは『転地効果』を使うべし

脱コロナの動きがかなり強まった2023年が終わろうとしている。最近は2024年、さらにその先数年を見越した事業開発や事業計画の議論の場にいる機会が増えてきていて、ああまた非連続成長への挑戦がやってくるのね、なんてワクワクしたり。 まぁぼくはアイディア出し担当だったりするんだけど。 この手の議論はだいたい型がきまっていて、まずは数回のよもやま、ブレストの機会をつくって課題や一次情報を洗い出すことからはじまる。アンケートやデータも使って広く材料集めをするのである。そして、向き

親族にあだ名をつけたら、なんだかおもしろいことになってきたかもしれない

年末が近くなってきて、子どもたちはサンタさんへの手紙をせっせと書いている。書いたらカベに貼って、またしばらくたつと欲しいものが変わるので書き直して貼る…こりゃサンタも直前まで買い出しに行かれへんと頭をかかえる今日この頃。 そろそろ里帰りの話も始めなければ…と思い子どもたちのニーズを確認する。我が家にはお盆と正月に親族であつまる習慣がある。 す  「今年の年末はなにしてすごそうかな~」 ムスメ「コッコちゃんにあいたい」 ムスコ「ミキティーにあいたい」 す  「ばぁばとじいじ

グッズをつくると組織はめちゃくちゃ活性化する

最近、コミュニティでTシャツをつくりましてね。すっかり私服になっているわけなんですけど、着ていると元気が出ますね。 オリジナルグッズ制作は完成した達成感だけでなく、組織マネジメント観点でも色々いいことがあるので今日はメリットを整理してみようと思う。 ■メリット①エンゲージメントがあがる オリジナルグッズは組織へのエンゲージメントを自然に高めてくれる、グッズは生活の中の見えるところに入り込んでくれて、勝手にPR活動をしてくれるんですよね。 ■メリット②プロセスそのものが

【日記】ムスメがお友達のクリスマス会に招待された話

今日はムスメのお迎え当番だったので、車を運転して学童に迎えにいってきた。田舎は17時になるともう真っ暗だ。うちは小学校と中学校と学童が並んでいてアクセスが良いので多くの子が学童を利用している。 学童は運動場も校舎も大きくて、ムスメにとっては天国のような場所らしい。宿題を雑に終わらせると文字通り日が暮れるまで仲間と遊びまくっているようだ。 さて、今日も息子を肩に担いで玄関に向かうと、女の子が二人やってきた。 ムスメはまだ教室から出てこない。 たしかクラスメートの子だ。彼