11月の公演が始まった。短期集中二週間で作る。というわけで稽古は毎日。多い日は10時間ほど稽古時間が確保されている。
朝から9:20から12:30まで学校、13:00から21:00まで稽古。帰ってきて脚本とか演出のこととか、諸々。寝て、朝から学校。中々時間はないが、不思議なことに寝坊をほぼしないのは特技といってもいいかもしれない。
よほど大事な時以外は、目覚まし時計をかけることはない。でも大体、起きたい時間に目が覚める。自分の持つ、数少ない才能の一つかもしれない。だとしたら、もうちょい別のところにその才能の割り振りしてほしかった。アラームでカバーできるもんその才能。もっと、執筆のスピードとか、文才とかの方にパラメーターをどうにかできんかったか。

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選曲は、演出の作業の中でも好きな作業の一つだ。というか一番好きかもしれない。歌ったり演奏したり、そういうのはさっぱりだが、音楽を聴くのは大好きなので、それが直で芝居に活かせるというのはラッキーだ。歌詞からイメージを膨らませて本を書いたり、この曲を流すのにこういうシーンがあるといいなあと妄想したり。

最近は、劇中で歌う、ということもやり始めた。昔からやってみたかったのだけど、ワンシチュエーションものが多かったのでそういう演出とは中々噛み合わなかった。劇団の外に書くもので、色々と実験をしているが、やってみるとやはり楽しい。劇中で歌えたらいいなあという曲はまだまだたくさんある。そういう曲たちを歌いたいがために、芝居を書こうとしている節すらある。自分の中に候補曲がたくさん溜まっていく。ゲートボーラーズのエンドロールとか、KOTORIの6月とか、フジファブリックの夜汽車、眠れぬ夜、ズーカラデルの春風、ジャーニー、サカナクションのグッドバイ、フィッシュライフのかたち、煙草とブランコ、モルグモルマルモの雨があがったら、いつもの時間、とかとか、他にもたくさんあげればキリがない。

音楽はいい。あんなに短いのに、色々なものが詰まっている。邦楽が好きで、それはやっぱり物語が好きなんだなと思う。アナログフィッシュのkissとか、ショートドラマだもんなあ。ああいう青春、いいなあ。

ドライブいきたいなあ。音楽聴きながらだらだらと。
さて息抜き終わり。作業、寝る、学校、稽古。1日はあっという間に終わる。

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