ベーチェット病日記6
次の検診まで2ヶ月もあるので、ベーチェット病について素人なりに調べてみることしました。このnoteを書こうと思ったきっかけでもあります。
そもそも膠原病って何だろうか、ベーチェット病って何でしょう。
インターネットで調べたけど、この論文が一番難しいけど内容は素晴らしい気がする。
ベーチェット病の免疫病態
主症状の出現パターンは自己炎症性症候群に類似するが,特殊型の臓器障害は増悪・寛解の間隔が長く,むしろ膠原病と類似する.しかしながら,疾患特異的抗体を欠く点,臓器特異的自己免疫疾患との合併が少ないことは膠原病との大きな相違点である
これらの点は膠原病に比較すると,獲得免疫系より自然免疫系の活性化が病態により強く寄与している
この論文が理解できる頃にはベーチェット病博士になっている事だろう。
自然免疫、獲得免疫を理解するにはこのページが良いでしょう。
「自然免疫」「獲得免疫」「免疫記憶」その違いを基礎から教えます
私たちは病原体を排除する防御システムを持っているのです。
このシステムを「免疫」または「免疫系」と言います。
免疫系の役割は、「自然免疫」→「獲得免疫」→「免疫記憶」の順で進んでいきます。
白血球のうち、まず活躍するのが単球から分化したマクロファージ。この細胞が病原体の侵入を感知して危険信号を発するのです。これにより、好中球(白血球全体の過半数を占めています)などといった細胞が集まり、病原体を直接攻撃してくれます。また、体温を上昇させ、感染が起こっている部分の腫れを引き起こして病原体を排除しようとします。この一連の反応を「自然免疫」といい、どんな病原体に対してもある程度起きる反応です。
ベーチェット病と膠原病は免疫力の異常(活性化)という点では類似しているが異なるものと理解しました。
膠原病の中でも全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)は症状を悪化させる誘因にの1つが紫外線とあります。
全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)
何かのきっかけによって、病気が起こったり、あるいは病状が悪化したりすることがあります。そのきっかけになるもの(誘因)がいくつか知られています。紫外線(海水浴、日光浴、スキーなど)、風邪などのウイルス感染、怪我、外科手術、妊娠・出産、ある種の薬剤などが知られています。
皮膚筋炎も紫外線を最小限にするようにかかれてますが、ベーチェット病については誘因原因に紫外線は含まれてません。
『ベーチェット病は自然免疫で膠原病は獲得免疫で別の症状です。なので紫外線の心配は無いですよ。』
先生の言いたかった事はこういう事だったのか。
でもベーチェット病は休養と保湿が大事とあるので過度の直射日光(ロングライド)は気をつけ方が良いんだろうな。いつまた動けなくなるか分からんし。
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