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広報 かわごえ環境ネット 2023年1・2月号 No.189

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PDFファイル版は、かわごえ環境ネットホームページでもご覧いただけます。 https://kawagoekankyo.net/news/003307.html 埼玉県川越市の環境…
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#有機農法

【自然環境部会コラム】自然を訪ねて(7)自然環境保全のために生物多様性有機農法をめざそう!

今、農業が環境破壊を起こしています! 「亜酸化窒素(N₂O)」は、二酸化炭素(CO₂)の実に300倍を超える温室効果をもたらすと言われており、このことは大きく農業に由来しています。  図-1 は、亜酸化窒素の人為的な発生の内訳で、農業による発生量が実に全体の59%で最大を占めており、化学肥料によるものが約32.0%(図-2)と報告されています[1]。  この膨大な量の亜酸化窒素の発生源は、農業活動において大量に使われる化学肥料のアンモニアに由来するもので、その使用過多が大