Fリーグ Div.1 第22節ペスカドーラ町田 vs バルドラール浦安 @町田市立総合体育館

2023年12月20日 17:08

ペスカドーラ町田は前節アウェイでシュライカー大阪と対戦。1stピリオドは無得点も、2ndピリオドで磯貝選手がチャンスを作り、得点を重ねて3-0で勝利。今節の対戦相手の浦安も前節、湘南ベルマーレに3-0で完封勝ちを収めチームの状態は良い。ペスカドーラの荒川選手、バルドラールの本石選手。リーグ屈指のPivoの対決も注目です。

まず気になったのはペスカドーラ町田の登録メンバー。伊藤選手、ヴィニシウス選手が前節に続き欠場、雲切選手もベンチ外。かわりに阿部選手とトップ昇格したばかりの青島選手がベンチ入りした。

1stピリオドはペスカドーラ町田がボールを保持し、バルドラール浦安がカウンターを狙う構図。バルドラールのプレス位置が高く、スピードも早い。それでもペスカドーラのボール回しやPivoへの収まりは良かった。シュート本数もペスカドーラ16本に対し、バルドラールは6本。ペスカドーラは6ファール（第2PK）を与え、第2PKのピンチを迎えた場面もあった（今節、ホーム名古屋戦以来2度目）。同点のままハーフタイムを迎えると思ったが、先制点が突然生まれる。GKジオヴァンニ選手のスローを荒川選手が収め、相手ディフェンスを背負ったところからの反転シュートが決まる。ピリオド終盤のいい時間帯での得点だった。

2ndピリオドは早々にペスカドーラが追加点。右サイド深い位置から倉科選手が相手をかわし、パスを受けた磯貝選手がゴール。今節も磯貝選手⇔倉科選手の2人で得点を奪う。その後、高い位置でボールを奪われ1点を失うが、今度は相手陣内でボールを奪った中村選手が相手を引きつけラストパス。最後は荒川選手が流し込み追加点。再び2点差となり終盤で相手パワープレーから本石選手に決められるも、最後は1点差を守りきり勝利。7連勝でレギュラーシーズン22試合を終えた。

パワープレーでの1失点はバルドラールのラストパスを褒めるしか無い。試合最終盤でのパワープレーはボールを保持、回すためではなくリスクを負ってゴールを奪うもの。勇気をもって本石選手に斜めのパスを出した大島選手を称えたい！

荒川選手が2ゴールでレギュラーシーズンのゴール数を2桁にのせる