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オーシャンカップ 3位決定戦 vsしながわシティ 6/5 @駒沢屋内球技場

前日の準決勝で敗退し、3位決定戦にまわった両チーム。準決勝ではペスカドーラ町田は立川アスレティックを相手に2ndピリオドに4連続失点をしてしまい逆転負け。メンタルの立て直しはできたのだろうか?
一方、しながわシティはF1王者の名古屋オーシャンズとの試合で延長戦、PK戦の末敗戦。一歩も引かなかった激闘の翌日、その疲労度はいかほどか?
意地の3位決定戦。どちらのチームも勝ってオーシャンカップを終わらせたい。

1~3回戦までの記事はこちらです

準決勝の記事はこちらです

ペスカドーラ町田スタメン

GK 石井
FP 髙橋
FP 毛利
FP 倉科
FP 山中
この大会中で初めてスタメンを変更(ヴィニシウス→山中)。ヴィニシウス選手はベンチ外、代わりに阿部選手がベンチ入り。

1stピリオド

試合早々にゲームが動く。開始27秒。しながわシティがカウンターを仕掛け、右サイドから折り返したボールをペスカドーラ町田のディフェンスがクリアしきれずにオウンゴール。さらに1’54にはシティのセウバック選手が追加点。ペスカドーラ町田は開始2分でいきなり0-2のビハインドを背負う。その後はポゼッションを高め決定機を作るが1stピリオドは無得点。一度失点すると、連続で失点してしまうという悪癖がこの試合でも出てしまった。

2ndピリオド

1stピリオド同様、ペスカドーラ町田がしながわシティのゴールへと攻め立てる。そして、25’09。原田選手がゴール中央にポジションを取っていた荒川選手にパス。身体を当ててマイボールにし、放ったシュートがネットに突き刺さり1点を返す。1点差となったペスカドーラは攻勢を強めるが、次の1点が遠い。残り時間4’30からパワープレーを開始。38’00。ペスカドーラはパワープレー中にパスの乱れから自陣に押し戻される。そこへシティの2選手がプレス。そこからできたスペースにペスカドーラのパスがつながり、毛利選手がシュート。一度はブロックされるが、こぼれ球を日根野谷選手が押し込み同点。36分かけてついにシティに追いつく。その後は両チームが得点を奪えず、延長戦へと突入する。

ペスカドーラは2ndピリオド開始直後に連続で3つファールを犯している。2ndピリオド中に5ファールが溜まってしまい、延長戦ではファールは1つもできない状況(延長戦では2ndピリオドのファール数が持ち越しになる)。シティも2試合連続の延長戦、試合終了2分前で追いつかれ、相当タフな試合になっていた。

延長戦

前日から連戦の両チーム。どちらにとってもタフな延長戦ではあるが、やはり準決勝で名古屋オーシャンズとPK戦まで戦ったしながわシティの方がフィジカル的にはきつかったのではないだろうか?ペスカドーラ町田が多くチャンスを作る中、40’50。左サイドをペスカドーラの髙橋選手がドリブルで持ち上がったところをシティのディフェンスに引っ掛かける。そのこぼれ球を伊藤選手が反応し、右足一閃。ゴールが決まり、ついにペスカドーラが逆転。この試合、初めてリードを奪う。その後は追加点を狙うペスカドーラ、同点に追いつきたいシティがパワープレーを行い、それぞれ相手ゴールに攻め立てるが、GKを中心に互いのディフェンスが奮闘してタイムアップ。延長戦までもつれた激闘をペスカドーラが制した

しながわシティはチアゴ・セウバック選手を中心にフィジカルが強く、高い攻撃力を誇っていた。昨シーズンF2では圧倒的な強さで優勝。そして、ペスカドーラ町田の下部組織出身選手が多かった。しかし、前日の延長、PK戦の疲れが確実にあったと思われる。シュート数で見ても特に2ndピリオドはペスカドーラが24本に対し、シティは10本しかシュートを打てていない。持ち前の攻撃力を発揮するスタミナが足りなかった。

最初の5分で2失点。その後35分かけて借金返済!

オーシャンカップ大会を終えて

ペスカドーラ町田は5試合を行い4勝1敗3位で大会を終える。
全23得点、10失点。2試合が逆転勝ち、1試合が逆転負け。
1点を取られてからの連続失点が3試合あった。
大会を通じてGKの選手登録は石井選手だけ。絶対に退場ができない状況で、石井選手は1人で5試合ゴールを守り抜いた。経験と大きな自信を手に入れただろう。
どの選手も開幕に向けて良い経験、課題を見つけられたのではないか?チームはさらなるレベルアップをはかり、3位という結果も得た。オーシャンカップの戦い方を観て、ファン・サポーターはFリーグ開幕をより楽しみに待つことができるだろう

新加入の選手もゴールを奪う活躍

今回も読んで頂きまして、誠にありがとうございます!
いよいよ今週末からFリーグ2022-2023が開幕します。新監督、新体制で臨む今シーズン。選手たちの素晴らしいプレーに期待して、会場もしくはABEMAでファンのチームを応援しましょう!

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