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ペスカドーラ町田:観客動員数について考えること

ペスカドーラ町田ホームでの観客数を4年前まで遡って調べてみました。

2018-2019シーズン
総観客数 15,688人  
1試合の平均観客数 1,207人 

2019-2020シーズン
総観客数 16,486人  
1試合の平均観客数 1,268人

この2年間は1試合の平均観客数はほぼ同じで1,200人強です。
この2019-2020シーズンまでは同じチームと3回ずつ対戦したため、ホームでの試合数は13試合でした。

そして、問題はここからです。

2020-2021シーズン
総観客数 3,033人  
1試合の平均観客数 505人

2020-2021シーズンはホーム開催の11試合になり、そのうち新型コロナウイルス感染症対策により無観客試合が5試合でした。ホームでの開催試合が少なくなった上に、約半分の試合は無観客試合、1試合あたりの平均観客数も直近の2年と比べて、半分以下になってしまいました。

2021-2022シーズン 
4試合の総観客数 2,668人  
1試合の平均観客数 667人

2021-2022シーズン(今シーズン)は既にホーム開催の試合が4試合ありました。幸いにも無観客試合はまだありません。1試合の平均観客数は前年よりはやや増え667人ですが、2年前の平均観客数のおよそ半分程度です。

そして、一番ショッキングな事実です。
上記の4年間の年間総観客数と1試合あたりの平均観客数です

2018-2019、2019-2020シーズンは総観客数が15,000人を超え、前年を超えた数字になっていました。この調子で2020-2021シーズンも・・・と思った矢先に新型コロナウイルスの影響で、開催試合が無観客になり、年間の総観客数が大幅に落ち込みました。この総観客数3,033人は前2シーズンの3試合での総観客数よりも少ない数字になります。

また、観戦を控えるマインドも出てきてしまったため、2020-2021、2021-2022シーズンの1試合あたりの平均観客数も新型コロナウイルスが流行する前の2シーズンと比べ、約半数になってしまいました。
つまり、この2年間で試合数が減り、ホーム開催された試合でも会場の観客は今までの半分になってしまったといえます。

上記はペスカドーラ町田の観客動員数の推移の紹介でしたが、おそらくFリーグの他チームも似たような現状なのではないでしょうか?

記事を書いている今でも、落ち込んでいる観客数を見て危機感を覚え、不安になり、悔しさを感じます。僕のPCでは「観戦者数」を「感染者数」と誤変換する始末です(本当に笑えません)。大幅な観客数減によりチームの運営もとても苦しと思います。
しかし、嘆いてばかりもいられません。大切なのはコロナの流行がおさまり、日常が戻った時に2年前のような観客数、もしくはそれ以上の観客がスタジアムに足を運んで来てくれるかです。

一つの希望はワールドカップです。2012年日本代表がワールドカップに出場した時にはFリーグが話題になりました(カズが参戦した大会)。ワールドカップで日本のフットサルが認められ、それをきっかけに各スタジアムに様々な観客が入ってくれることを願っています。そして、素晴らしいプレーで魅せてくれる選手達を支えるためにチーム、地域、ファン・サポーター、オフィシャルスポンサーやサポートカンパニーがそれぞれFリーグ全体を盛り上げていかなければなりません。

やはり大観衆が声を出して応援するのは大切なことです。その声援が選手たちの力になるのは間違いありません。満員のアリーナの中で選手たちにフットサルをさせて上げたい。フットサルをマイナースポーツからメジャースポーツへ押し上げたい。選手が大金を稼ぐようになり、子供達が目指すプロスポーツの選択肢の1つになって欲しい。望みを言えばきりがありません。

AbemaTVで観戦するのももちろん素晴らしいです。ですが、お時間があれば一度スタジアムに足を運んで、是非生のフットサルを観戦してみてはいかがでしょうか?

頑張れペスカドーラ町田!
盛り上がれFリーグ!!

今回もお読み頂きまして、ありがとうございました。

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