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vsY.S.S.S.横浜 2022.7.23 @横浜武道館

前節、バサジィ大分との一戦に勝利しホーム初勝利を飾ったペスカドーラ町田。直近の3試合を2勝1分負けなしでチーム状態を上げてきている。ディフェンスが機能し、連続失点が減っているのが好印象。今節は昨シーズン1勝1分のY.S.C.C.横浜と対決。今シーズン初の連勝を目指す。
一方ホームチームのY.S.C.C.横浜は前節の立川アスレティック戦での敗戦で今シーズン3勝2敗。この試合に勝って上位に踏み留まりたい。

ペスカドーラ町田スタメン

GK 土岡
FP  伊藤
FP  髙橋
FP  山中
FP  毛利
初めてセットを変えてのスタメンを変更。倉科選手→伊藤選手、ヴィニシウス選手→山中選手。GK土岡選手は4試合連続スタメン。

昨シーズンに見られた勝ちパターン

好調の左利きの山中選手をスタメンに起用していたが、試合が進むと通常のセット(1st:ヴィニシウス、倉科、髙橋、毛利 2nd:伊藤、原、山中、野村)に戻していたので、試合の入りだけを工夫した感じだった。
立ち上がりから集中して試合に入れており、今シーズン初めて1stピリオドに先制点が取れた。一度追いつかれはしたが、先制して逃げ切りが昨シーズンのペスカドーラ町田の勝ちパターン。そのパターンに乗れていると指揮官も手応えを感じていたのではないか?その為、甲斐監督は1stピリオドはタイムアウトを取っていない。同点での折り返しは両チームともお互いがやりたいことが出来ていると判断したのだろう。

ディフェンスの安定感

守備が安定すると失点が減るのはもちろん、オフェンスにも良い影響を与える。2点目の山中選手、3点目の原田選手の右サイドからのゴールは奪ってからの素早いカウンターからだった。2ndピリオドの3連続得点は、早い帰陣、ボールホルダーへの寄せ、奪ってからの速攻。そして、得点した2選手の優れたフィニッシュワークによるものだろう。
この試合のペスカドーラ町田のは勝因は2点差以上のリードを保った状態で終盤を迎えられたことだろう。パワープレーで最終盤に失点し1点差とされたが、やはり対パワープレーのディフェンスセットのは硬かった。

ファール数も1st ピリオドに2つ、2ndピリオドは4つと5ファールを意識することなく、自分たちの守備の強度、リズムで試合ができていた。それでもシュート本数はY.S.C.C.横浜の方が多かった。1点目の起点になっていたのはGKの井戸選手。積極的にボールを運び攻撃も牽引。菅原選手を中心としたY.S.C.Cのオフェンス力は昨年よりかなりレベルアップしていた。そして、大分から獲得した矢澤選手により、もちろんディフェンス力も向上し、全体のチーム力が上がっていた。2回り目のホーム戦はさらに苦戦するかもしれない。

シュート数はY.S.C.C.横浜の方が多かった
ヴィニシウス選手、原田選手、山中選手の左利き3選手でチーム全体の約半分のシュート数
山中選手の台頭でチーム内得点ランキングの生態系が変わる

まとめ

先制点が取れ、自分たちのペースで試合を進めることができた。一時同点にされ難しい時間帯もあったが、ディフェンスが機能していて、無駄なファールは少なかった。その守備からカウンターを発動し2ndピリオドは一気に3点を追加。2点差以上のリードをしたまま終盤を迎える。相手のPP前に1失点、終了間際にもう1失点したのは課題が残るが、概ねペスカドーラ町田が主導権を握った状態で試合ができたのではないか?

連勝を飾り6試合を終えて、3勝2敗1分で勝ち点10。これは昨シーズンの6試合を終えての成績と全く同じです。次節は8月12日、ホーム町田市立総合体育館にてボルクバレット戦です。3週間開きますが、好調を維持して連勝を伸ばして言って欲しいです!

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